処理水放出賛否示さず 双葉郡首長ら

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意見を述べる大熊町の吉田町長(13日、富岡町で)=武藤要撮影
意見を述べる大熊町の吉田町長(13日、富岡町で)=武藤要撮影

具体案早期提示求める

 東京電力福島第一原発の汚染水を浄化した後の処理水の処分について、地元の意見を聞く会が13日、福島市と富岡町で開かれた。今月6日に続いて2回目。双葉郡の首長らが参加したが、国の有識者会議が提言した海洋放出や大気放出(水蒸気放出)に対する明確な賛否は示されず、風評被害対策に関する注文が相次いだ。国は今後、県外で3回目を開く。

 意見を聞く会は経済産業省の主催。新型コロナウイルス対策のため、省庁関係者らは東京に残り、テレビ会議でやりとりした。

 国や東電は「汚染水を浄化すれば放射性物質濃度を十分低くできる」と説明しているが、伊沢史朗・双葉町長は「いったん核燃料物質に触れた水は、処理をしても不安解消につながらない」と指摘。清水敏男・いわき市長は「自然界に元々放射性物質が存在することが全世界で理解されなければ風評被害は発生する」と懸念を示した。

 国の風評被害対策に関しては、吉田淳・大熊町長が「風評被害を発生させないという決意は分かるが、具体性、実効性に欠ける」と批判。伊沢町長も「具体的な取り組みが出されていない中で意見を聞かれても、答えるすべはない」と具体案の早期提示を求めた。

 一方、轡田倉治・県商工会連合会長は処理水の存在自体が風評被害を引き起こすとして「一日も早く処分して風評をなくさなければならない」と主張。報道陣の取材に「専門家が科学的に『問題ない』と言っている。具体的方法は専門家に任せるべきだ」と語った。

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1164336 0 ニュース 2020/04/14 05:00:00 2020/04/14 05:00:00 2020/04/14 05:00:00 処理水について意見する大熊町の吉田淳町長(13日午後5時35分、福島県富岡町で)=武藤要撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/04/20200414-OYTNI50005-T.jpg?type=thumbnail

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