デジタル通貨初運用 会津大

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「白虎」を使って学生食堂で支払いを済ませる利用者(9日、会津若松市の会津大で)
「白虎」を使って学生食堂で支払いを済ませる利用者(9日、会津若松市の会津大で)

スマホで支払い■個人間の送金も

 会津大(会津若松市)で9日、デジタル地域通貨「白虎びゃっこ」の運用が始まった。現金の代わりになり、スマートフォンでの支払いや利用者同士の送金もできる。開発会社によると、ブロックチェーン技術を活用したデジタル通貨の正式運用は日本で初めてという。経済活動を大きく変える可能性を秘めた先端技術として注目される。

 白虎を開発したのは、会津若松市内のオフィスビル「スマートシティAiCTアイクト」に入居する企業「ソラミツ」(東京都渋谷区)。同社とカンボジア国立銀行が共同開発し、カンボジアでは運用が始まっているデジタル通貨を改良して実用化した。技術開発には会津大の学生もかかわった。

 運用はまず学内の食堂と売店で始まった。アプリをスマホにダウンロードし、学内にあるタブレット端末で現金を払って通貨をチャージする。店側が提示するQRコードをスマホで読み取って操作すれば決済が完了する仕組みだ。

 従来のキャッシュレス決済は、決済事業者から後日、店に売上金が振り込まれる。白虎は現金と同等の価値を持ち、受け取ったらすぐに使えることから、店の資金繰りを圧迫することがない。円などの法定通貨と連動しているため、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)のように価値が大きく変動することもないという。

 将来は発行者の異なる様々なデジタル地域通貨をつなげることも目指す。希望すれば会津若松市内の店も参加できるという。ソラミツホールディングスの武宮誠CEO(最高経営責任者)は「会津から全国に同様のシステムが広がることを期待したい」と話している。

ブロックチェーン 複数のコンピューターで取引データを共有し、分散して管理する仕組み。分散型システムのため障害に強く、データの改ざんが難しいなどの利点がある。

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1332542 0 ニュース 2020/07/10 05:00:00 2020/07/10 05:00:00 2020/07/10 05:00:00 学生食堂で「白虎」を使って支払う利用者(9日、会津若松市の会津大で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/07/20200709-OYTNI50037-T.jpg?type=thumbnail

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