「処理水処分早急に決定」 復興再生協 経産相首長らに伝える
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東京電力福島第一原発事故からの復興を巡り、関係閣僚と、内堀知事など地元首長らが話し合う福島復興再生協議会が30日、福島市内で開かれた。冒頭以外は非公開で、関係者によると、梶山経済産業相が、第一原発構内にたまる処理水の処分について「いつまでも先送り出来ない。早急に決定していきたい」と説明。25日の閣議後記者会見で示した考えを、地元首長らに直接伝えた。
会議では、特定復興再生拠点区域(復興拠点)外の避難指示解除などがテーマとなり、梶山経産相は冒頭、「時間軸を示しながら政策の方向性を検討したい」と説明した。終了後、田中復興相は「首相が辞任の意向を示したが、今後も復興の歩みを止めることなく万全を期したい」と語った。
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