災害住宅で孤独死 小高の67歳男性 戸別訪問の対象外

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 南相馬市小高区の原発事故避難者向けの市営災害公営住宅「小高上町団地」で先月、住人の男性(67)が誰にもみとられずに自室で孤独死していたことが3日、わかった。男性は市や市社協が希望者に行っている戸別訪問の見守り活動の対象外で、家族や近所の人も異変に気づかなかった。

 市によると、男性は先月29日夕方、遺体で見つかった。男性が定期購読する週刊紙がポストに残っているのを不審に思った配達員が気づいた。死後数日以上たっていたとみられ、南相馬署は病死とみている。

 男性は震災前、小高区に在住。原発事故で避難し、鹿島区、原町区の仮設住宅を経て2016年9月に同団地に入居した。市への申請では、入居者は妻と子ども2人を含む計4人だったが、遺体発見後に調べたところ、妻や子どもは仕事などを理由に県外や市内の別の場所で生活し、事実上の独り暮らしだったとみられる。

 市の担当者は「男性は家族4人で暮らしているものと認識していた。家族や近隣住民から相談がなく、健康にも特に問題がないと捉えていた」と説明している。

 南相馬市の災害公営住宅は先月末時点で11団地(350戸)あり、557人が入居。市内では今年5月、原町区にある県営の復興住宅で60歳代男性が孤独死しているのが見つかっている。

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