ハワイアンズコロナ直撃 常磐興産経営悪化 東京本社を廃止

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コロナ禍で利用客が減ったスパリゾートハイワアンズ(5日、いわき市で)
コロナ禍で利用客が減ったスパリゾートハイワアンズ(5日、いわき市で)

 いわき市の温泉レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」を運営する常磐興産は5日、記者会見を開き、76年続いた東京本社(中央区東日本橋)を廃止し、いわき市に集約すると発表した。同施設は新型コロナウイルスの感染拡大で約3か月休館。再開後も利用客が戻らないなど経営が悪化しており、事実上の「撤退」となる。役員報酬の減額も行う。いずれも同日の取締役会で決定した。

創業以来の試練いわきに集約へ 東京本社は、前身の常磐炭礦たんこう時代の1944年に設立された。役員や従業員60人超が勤務し、利用客の大部分を占める首都圏での営業活動を担ってきた。年度末を目標に段階的な廃止を進め、本社があるいわき市に全役職員を集約する。

 同社の主力産業であるレジャーや宿泊は今年、コロナ禍の影響をまともに受けた。緊急事態宣言を受けて4月8日から6月末まで全館を臨時休館し、再開後の8月の客数は前年比25%程度にとどまった。9月以降は回復の兆しがあるが、厳しい状況が続いている。

 記者会見した西沢順一社長は「炭鉱閉山、東日本大震災を超える、創業以来の最も大きな試練と言っても過言ではない」と強い危機感を示した。組織改革を行い、業務の効率化や新しいサービスにも取り組む方針だという。フラガールなどショーの出演者を除き、職員が複数の業務を行う「マルチタスク化」も進める。

 役員報酬は、西沢社長と井上直美会長が10月から30%減額。常務取締役は20%、取締役も15%減額する。賞与も支給しない。また、全社員を対象に冬の賞与を50%減額する方針で、今後従業員側と交渉する。

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1524645 0 ニュース 2020/10/06 05:00:00 2020/10/06 05:00:00 2020/10/06 05:00:00 コロナ禍で来客が減少しているスパリゾートハイワアンズ(5日、スパリゾートハイワアンズで) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201005-OYTNI50043-T.jpg?type=thumbnail

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