浪江の地下水手軽に
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浪江町の「道の駅なみえ」で、町内の良質な地下水がペットボトルで販売され、「なめらかでおいしい」と評判を集めている。
水は阿武隈山系から流れる高瀬川を水源とする伏流水を、小野田取水場で地下約10メートルからくみ上げた。軟水で、町はこれに塩素を加えて水道水として利用している。震災前、町内の地下水は大手医薬品メーカーの工場が栄養ドリンクの製造に利用するなど、品質が評価されていた。取水場では2017年から放射性物質の抽出検査を行い、基準値を超えたことはない。
道の駅なみえの東山晴菜駅長(35)は「さらりとした口当たりで、お米を炊く水としてもおすすめ」と話している。
ペットボトルは500ミリ・リットル入り100円(税込み)。ラベルには大堀相馬焼の「青ひび」などをデザインした。町では今後、道の駅以外での販売も検討する。
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