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支えられ節目の時 埼玉の交流施設閉鎖 今月末で

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双葉町民と加須市民が交流する場になった「寄り添いステーション こらっせ くわっせ双葉」(1月18日、埼玉県加須市で)
双葉町民と加須市民が交流する場になった「寄り添いステーション こらっせ くわっせ双葉」(1月18日、埼玉県加須市で)

コロナ、活動メンバー高齢化

 震災10年の節目を迎え、双葉町民と避難先の埼玉県加須市民が交流した施設「寄り添いステーション こらっせ くわっせ双葉」が今月末で閉鎖する。活動を支えてきたメンバーが高齢化し、新型コロナウイルスの収束も見通せないため、運営するNPO法人「加須ふれあいセンター」も3月に解散する。

 震災前から活動していた同センターは、旧騎西高校で炊き出しをするなど福島県からの避難者を支援。2012年7月には、同校から徒歩10分の場所にイベントなどを行う交流施設を開いた。双葉のお年寄りが3食お弁当の生活に困っていると聞くと、同11月からは300円(現在は500円)の手作り定食も提供した。

 メニューはすいとんやアジフライなど日替わりで、市民と町民が一緒に調理した。昼には、町民が同校近くの畑で育てた野菜が並び、町民と市民が食事やお茶を楽しみながら語らった。

 コロナ禍で昨年4、5月に休業後、間仕切りなど感染対策を整えて再開したが、スタッフの大半が70歳代だったこともあり、同12月の理事会で活動終了を決めた。代表の富沢トシ子さん(75)は「10年でみんな年を取り、コロナが広がる中でまた頑張ろうという気持ちになれなかった。必要としてくれる方が大勢いるのはわかっているのだけど」と申し訳なさそうに話した。

 加須市に自宅を再建した町民の勝山京子さん(78)は「何の望みもない状態だった私が元気になれたのはここのおかげ。みんなとお話しする場がなくなるのは本当に寂しい」と語った。

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1860970 0 ニュース 2021/02/23 05:00:00 2021/02/23 05:00:00 2021/02/23 05:00:00 昼食を囲んで交流する双葉町と加須市の住民ら(埼玉県加須市のこらっせ くわっせ双葉で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210222-OYTNI50022-T.jpg?type=thumbnail

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