乳歯の線量県外と同水準 内部被曝認められず 県歯科医師会など

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 県歯科医師会と東北大、奥羽大の研究グループは、県内外の子どもの乳歯約7000本を調べた結果、原発事故の前後で形成された歯に含まれる放射線量に差はなかった、とする研究成果を発表した。原発事故による内部 被曝ひばく の影響は現時点で認められないとの見解を示した。今後も研究を続けるとしている。

 形成後の歯は代謝現象がなく、一度取り込んだ放射性物質は保持される。研究グループはこの記録性に着目。2014年以降、生え替わりで抜けた乳歯を歯科医院などを通じて収集。県内約6000本、北海道、東京都、沖縄県など県外約1000本について放射線量を測定した。

 原発事故前に形成された乳歯の放射線量は、他県に比べてわずかに低い値を示した。事故後に形成された乳歯も、事故前と比べて「差は認められない」とした。県歯科医師会の海野仁会長は23日の記者会見で「心配するデータは出ていないので安心してほしい」と話した。

 乳歯が抜けるのは6~12年程度かかる。事故後に形成された乳歯が増えてくるため、研究グループは今後も収集を継続する。

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2311899 0 ニュース 2021/08/25 05:00:00 2021/08/25 05:00:00 2021/08/25 05:00:00

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