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上空に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、県内は25日、各地で気温が上昇し、5地点で今年初めて最高気温が35度以上の猛暑日となった。
福島地方気象台によると、最高気温は塙町で36.4度、福島市と伊達市で36.3度、石川町で36.2度、二本松市で35.4度を記録し、7地点で6月の観測史上最高となった。県内の各消防によると、同日午後6時現在で、10~90歳代の男女19人が熱中症とみられる症状で救急搬送された。
気温が上がる中、福島市大町のかき氷店「氷屋パンプス」は涼を求める人でにぎわった。二本松市郭内の会社員佐藤由紀さん(32)は「かき氷を食べたら、だいぶ涼しくなった」と笑顔を見せた。
県内は26日も、高気圧に覆われて気温が上がる見込みで、同気象台は熱中症への警戒を呼びかけている。