「次は甲子園」また努力 国際大会Vの「侍ジャパンU―15」捕手 二村颯馬君(15)

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「侍ジャパンU―15」に選出された二村颯馬選手(22日、関市で)
「侍ジャパンU―15」に選出された二村颯馬選手(22日、関市で)

 創部30年を誇る中学硬式野球・ボーイズリーグの名門「岐阜東ボーイズ」の主将。強肩強打の捕手として知られ、1~3年生の約50人が在籍するチームをまとめてきた。

 昨年11月、松山市で開かれた「U―15(15歳以下)アジアチャレンジマッチ2017」で、東海地域から唯一、日本代表の「侍ジャパンU―15」に選出された。台湾、豪州、松山市代表の4チームで争い優勝を果たした。

 「全国のうまい選手が集まり、チーム内で競い合うことができた。国際大会も初めてで、微妙に変化するツーシームも目の当たりにした。今後の野球人生で学ぶことが多かった」と、謙虚に振り返る。

 侍ジャパンに選出されたのは、同8月に開催された中学生の硬式野球日本一を決める「ジャイアンツカップ」がきっかけ。全国32チームが参加した大会で、本塁打を放ったり、正確な送球で走者を刺したりと、チームを3位に導く攻守にわたっての活躍で、3人いる侍ジャパンの捕手の1人に選出された。

 1メートル77、80キロの恵まれた体格。優れた素質を生かして、実績を重ねてきたと思われがちだが、指導する矢口政人監督(50)は、「入団当初は太めで、センスは感じられなかった。こつこつ努力して、今がある」と評する。黙々と走り込んで体を絞り、誰よりも多くバットを振り込んで、眠っていた才能を開花させた。

 捕手として、投手を引っ張る能力にもたけ、中学レベルでは監督に委ねられることも多い、バッテリー間のサインの組み立ても任せられている。県立岐阜商業高時代、主軸打者として2度の甲子園大会に出場した矢口監督をして、「順調に育てば、プロも夢じゃない」と言わしめる。

 ただ、本人は現状に全く満足していない。春からは約20校のオファーの中から選んだ県外の野球名門校への進学が内定している。その学校を選んだ理由を「グラウンド、トレーニング施設、チームの寮など全てが充実していて、親元を離れて野球に打ち込める環境に魅力を感じたから」と話す。

 その上で、「これまで内部での競争にさらされた経験がない。厳しい環境だからこそ、自分を高めることができる。甲子園という舞台で、侍ジャパンのメンバーたちとの再会を果たしたい」との夢を抱いている。(佐野泰彦)

 関市立桜ヶ丘中3年。小学2年まで水泳をしていたが、3年のときに地元の少年野球チームに入った。当時からポジションは捕手。中学進学時、先輩から誘われたことがきっかけで、関市を拠点とする岐阜東ボーイズに入る。「投手と打者の間をはかり、試合全体を組み立てていくことが楽しい。特に得点圏に走者を背負い、ピンチをどう乗り切ろうかと考えているときは、やりがいを感じます」

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2231 0 ひゅーまん岐阜 2018/01/09 05:00:00 2018/01/09 05:00:00 「侍ジャパンU―15」に選出された二村颯馬選手(22日、関市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180108-OYTAI50002-1.jpg?type=thumbnail

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