割烹 宮房(岐阜市若宮町) たこ飯(コースの一品)

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割烹宮房の「たこ飯」
割烹宮房の「たこ飯」

◆優しい味の「裏メニュー」

 この店に足を運ぶたび、背筋が伸びる。取材で知り合った人たちと、幾度となく食事に訪れた。大事な話を聞かなければいけない時、プライベートな相談をする時――。静かな個室で食べる「たこ飯」にはたくさんの思い出が詰まっている。

 実はこのたこ飯、「裏メニュー」だ。メニュー表には載っておらず、事前に予約が必要。2人以上からで、コース(税別3500円から)の料金に1人500円(税別)を追加し、シメにいただく。提供する日の朝に、大将の金崎真也さん(44)が名古屋市の柳橋中央市場からタコを買い付ける。兵庫県明石市やオホーツク海などで取れた「大きすぎない、新鮮なタコを選ぶのが肝要」だという。

 昆布とカツオのだしに、しょうゆやみりんなどで味を調え、ショウガや油揚げとともに一気に炊きあげる。鍋底に残るおこげは香ばしく、タコから出るだしとも相まって絶品だ。口に運べばほっと一息、緊張した心を解きほぐすような優しい味がする。金崎さんは「タコの風味がたまらないと、常連さんから好評です」と胸を張る。

 岐阜市に住んで早4年。良いことも悪いこともあったが、どんな時でも、このたこ飯だけはゆっくり味わうと決めている。優しい味が「ご苦労さん」とねぎらってくれているような気がするから。(古和康行)

【メモ】営業時間は午前11時半~午後2時と午後5時~同10時。日曜定休。(電)058・262・2039。

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37846 0 まちグルメ 2018/08/24 05:00:00 2018/08/24 05:00:00 割烹宮房の「たこ飯」 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180823-OYTAI50012-T.jpg?type=thumbnail

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