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忘れる前提で準備怠らず…実力テストと定期テスト

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 受験生となる中学3年生は、ゴールデンウィーク(GW)明けにほとんどの中学で実力テストが実施されます。このタイミングでの実力テストには範囲が示されないことが多く、特に勉強もせず受けると驚くほど低い得点になるお子さんが続出します。昨年中3の1学期に実施された実力テストの県内平均点は275点前後となり、中3生が今後1年間校内で受ける各種テストで最も平均点が低い可能性が大です。そして入試に直結するのは、この実力テストの得点と意識してください。

 よく保護者様から入塾時に「定期テストから実力テストが80点下がった」などと言われることがあります。厳しい言い方ですが「下がった」のではなく、それが現時点でのお子さんの実力だと正しく認識することが重要です。定期テストは、範囲が明確に示され、教科によっては学校のワークをしっかり取り組めば同じ問題が出るケースもあります。つまり、真面目に計画的に努力をすれば、誰でも高得点を取れるのが本来の定期テストの趣旨であり、定期テストに必要なのは、直前1か月間の学習時間管理能力になります。

 一方、実力テストに向けた勉強は、すでに学んだ範囲を「広く浅く効率よく」復習することが求められます。今後、塾の期間講習会に参加したり、書店で総復習用の問題集を購入したりするなど、今までの定期テストとは、異なる学習を進めないと実力テストの得点は簡単には伸びません。人は忘れる生き物です。定期的な振り返り学習をしないと、前にできたことができなくなっていきます。

 GWは、普段できない振り返り学習を進める絶好の機会です。定期テスト前だけ勉強するスタイルを脱却し、1年後の入試本番に向けて真の実力を身に付けるための勉強を始めてみませんか。また、普段から間違い直しノートをつくるのも効果的です。いつも忘れる単語や語句を一冊にまとめておけば、短時間で弱点を集中的に復習できます。何を忘れたかや何が出来なかったかを忘れると、復習しようとしても何から手をつけたらいいか途方に暮れます。常日頃から忘れる前提での準備を怠らないでください。

 (リード進学塾 専務取締役塾長 石田栄治)

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2018918 0 受験生のトリセツ 2021/04/29 05:00:00 2021/04/29 21:37:57

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