下呂市立ホテル民営化へ 「美輝の里」 市会に関連条例案提出

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民営化が決まった下呂市立温泉ホテル「美輝の里」
民営化が決まった下呂市立温泉ホテル「美輝の里」

 下呂市は新年度、同市馬瀬西村の市立温泉ホテル「美輝みきの里」(収容人員112人)を民営化する。市議会に関連条例案などを提出した。

 美輝の里は、1996年に旧馬瀬村が建設した馬瀬地区唯一のホテル。鉄筋コンクリート2~3階建て約6200平方メートルで、市などが出資する第3セクターが指定管理者として運営している。

 昨年の利用客は宿泊約1万5000人、日帰り入浴約4万7000人。年間2億円以上の売上高があるが営業利益は赤字続きで、市は行財政改革の一環として民営化が必要と判断した。

 3セク株式の7割近い1000株を保有する市は、うち900株を、公募に応じた住宅会社「丸共建設」(一木賢二社長、本社・下呂市)に3240万円で売却し、経営の主導権を手放す予定。その上で建物は約3000万円で売却、土地は無償譲渡する方針だ。

 一木社長は「ホテルは馬瀬地区のランドマーク的な施設で、存続させる必要がある」と説明。仕入れコストを削減したり、料金設定を見直したりすれば十分黒字化が見込めるとし、「ホームページを充実させ、外国人の誘客にも努める」と話す。パートを含め41人の雇用は継続する意向だ。

 市は、既に同市小坂町にある日帰り温泉施設の民営化も決めており、市立温泉5施設のうち2施設が新年度、民営施設に移行することになった。5施設はいずれも、下呂市が合併で発足した2004年以前に、旧町村が整備したもので、市が引き継いだ。低料金が売りで、下呂温泉関係者から「民業を圧迫している」との声も上がっている。

489992 0 ニュース 2019/03/15 05:00:00 2019/03/15 05:00:00 2019/03/15 05:00:00 民営化が決まった「美輝の里」(2月18日午後3時5分、下呂市馬瀬西村で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/03/20190315-OYTNI50007-T.jpg?type=thumbnail

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