「千畝住んだ家」素描 中津川市に2点寄贈 

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作品を披露する(左から)青山市長、水上さん、敬子さん(中津川市役所で)
作品を披露する(左から)青山市長、水上さん、敬子さん(中津川市役所で)

出身の水上さん 記憶頼りに描く

中津川市出身でフランス在住の画家、水上貴博さん(77)が描いた素描「杉原千畝がかつて住んだ家」2点が、市に寄贈された。市は、千畝関連の企画展などで市民らに見てもらう計画だ。

 杉原千畝は、第2次世界大戦中、リトアニアの日本領事代理だった1940年、ナチス・ドイツの迫害を恐れ、日本を通って米国などに渡ろうとするユダヤ人に対し、独断で通過ビザを発給。「命のビザ」として、多くのユダヤ人の命を救ったとされる。

 杉原は幼少期の1年半を中津川市で過ごし、水上さんは千畝の家があったとされる跡地に居を構え、フランスから帰国した際にはここで過ごしている。

 素描は、水上さんが中学、高校生の頃に過ごした記憶を頼りに描いた。玄関から出てくる千畝の父と、窓から顔を出す千畝の姿を想像したという。

 水上さんが「フランスで作品を扱ってくれるギャラリーのオーナーはユダヤ人。不思議な縁を感じる」と話すと、素描を受け取った青山節児市長は「外国人観光客が増えているが、ユダヤ系の人も多い。見てもらえるよう工夫をしたい」と応じた。

 水上さんは25日から29日まで、中津川市栄町の市にぎわいプラザで作品展「あっという間に39年」を開く。2点の素描も展示される。26日午後6時半からは水上さん、27日午後6時半からは妻、敬子さんのギャラリートークもある。入場無料。

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545537 0 ニュース 2019/04/20 05:00:00 2019/04/20 05:00:00 2019/04/20 05:00:00 素描を手にする水上さん(中)と青山市長(左)、敬子さん(中津川市役所で)=松原 輝明撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/04/20190419-OYTNI50047-T.jpg?type=thumbnail

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