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古民家 田舎暮らし体験 瑞浪・大湫の旧中山道

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西森川邸前で寄金を呼びかける玉川さん(左)と棚橋さん
西森川邸前で寄金を呼びかける玉川さん(左)と棚橋さん

 瑞浪市 大湫おおくて 町の旧中山道で、築約150年の古民家を改修し、田舎暮らしを体験できる施設に再生する活動が本格的に始まった。地元の有志らが、インターネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)に着手。宿場町のにぎわいを生み出す拠点づくりに励んでいる。

改修 ネットで資金募る

 大湫町は市の北東部に位置し、名古屋からは車で約1時間。標高約500メートルの中心部には、当時の街道や宿場が昔ながらのたたずまいで残っている。ご神木が昨年7月の豪雨で倒れ、一部が保存・公開されている大湫神明神社も風情を醸し出している。

 改修される古民家は、江戸時代末期の豪商が住んでいた「西森川邸」。かつては広大な敷地に民家や蔵、寺子屋など9棟の建物があったが、老朽化が進んで母屋が取り壊され、それ以外の建物は半世紀以上空き家になっていた。

 こうした現状に立ち上がったのが、同市出身のタイル販売業、玉川幸枝さん(37)だ。2016年にUターンしたのを機に、歴史と自然豊かな同町にひかれて18年に移住。古民家の再生に向け、金融機関や学生、市役所などに呼びかけてボランティア仲間を募り、敷地内の草刈りなどの手入れを続けてきた。

来春の披露目指す

 CFは今月1日にスタート。古民家は「YAMAMORI荘」として、移住を考える人に長期滞在の場を提供したり、住民と宿泊者との交流会などイベントを催したりする考えだ。

 建物の取り壊しと改修に最低限必要な1000万円のうち、500万円を集める計画で、寄付金の集まり次第では7月にも傷みの激しい建物の取り壊しに着手するという。11月以降は関連イベントの開催やCFの返礼品発送を行い、22年5月のお披露目を目指す。

 同町で生まれ育ち、CF代表に名を連ねる棚橋和代さん(76)は「おばあちゃんがいる家のようにホッとできる場所にしたい」と語り、玉川さんは「山も森も暮らしも丸ごと楽しめるような拠点をつくりたい」と意気込んでいる。CFはサイト「Readyfor」で受け付けている。問い合わせは、玉川さん(0572・56・1777)。

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2151090 0 ニュース 2021/06/24 05:00:00 2021/06/24 05:00:00 2021/06/24 05:00:00 西森川邸前で寄金を呼びかける玉川さん(左)と棚橋さん(瑞浪市大湫町で)=松原輝明撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210624-OYTNI50001-T.jpg?type=thumbnail

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