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高山・大八賀川に小水力 民家100軒分発電

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川の落差を利用する塩屋小水力発電所。下の小屋に水車がある
川の落差を利用する塩屋小水力発電所。下の小屋に水車がある

 高山市塩屋町の大八賀川に「塩屋小水力発電所」が完成し、20日に見学会が行われた。発電電力は売却され、収益の一部は、地元で構想が進む4年制大学の設立にも生かされる見通しだ。

 小水力発電所は一般河川や農業用水などの流れや落差を利用して小規模の発電を行う施設。塩屋発電所は川の落差(6・8メートル)を利用した水圧で水車を回すことで、年間32万キロ・ワット、民家約100軒分の電力をつくることができるという。

 同発電所の社長・井上博成さん(31)によると、手掛けた小水力発電所はこれで5か所目。さらに今年度中に市内3か所での着工を予定している。建築業が家業の井上さんは今年3月まで京大大学院経済学研究科に所属し、専攻の地域経済研究の一環として事業に取り組んできた。

 発電された電力は中部電力パワーグリッドに全量売電される。収益は地権者や地元町内会などに還元され、一部は井上さんが代表理事を務める一般社団法人「飛騨高山大学設立基金」にも寄付される。井上さんは「戦後に造られた水力発電施設は今も稼働している。今回造った小水力発電を50年、60年としっかり守っていきたい」と話していた。

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2222568 0 ニュース 2021/07/21 05:00:00 2021/07/21 05:00:00 2021/07/21 05:00:00 川の落差を利用する塩屋小水力発電所。下の小屋に水車がある(高山市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210720-OYTNI50021-T.jpg?type=thumbnail

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