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◆「自然の問題・課題考えて」
岐阜市日野北の昆虫ショップ「くわがた村」に1日、コオロギやバッタなどの昆虫食を販売する自動販売機が県内で初めて設置された。ショップ代表の野平英一郎さん(57)は「興味をもってもらい、昆虫食はおいしいと知ってもらえたらうれしい」と話す。
岐阜市のPTA連合会長を務めた経験を持つ野平さんが「昆虫食を通じて親子で自然の問題や課題について考えてほしい」と思ったことがきっかけだという。
商品は9種類。おすすめは、
商品を卸している「はまる食品」(長崎県佐世保市)では、昆虫をタイやマレーシアといった東南アジアから輸入し、日本人の舌に合うように加工しているのが特徴だ。同社代表の諸岡健明さん(55)は「塩や油にこだわった」と話す。
同日行われた設置開始のイベントでは、岐阜県内を中心に活動するご当地タレントが参加。ゲンゴロウを試食したタレントで岐阜大学4年の宮木梨花さん(23)は「エビをローストしたような味。友達と一緒に食べると盛り上がる」と笑顔を見せた。