老舗洋食店、再オープン…前橋「レストランポンチ」

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23日、大正ロマン風に改装

営業再開に向けて準備を進める町野さん。店内には木目を生かしたカウンターも設けられた
営業再開に向けて準備を進める町野さん。店内には木目を生かしたカウンターも設けられた

 前橋市の中心部で1920年(大正9年)に創業した老舗洋食店「レストラン ポンチ」(前橋市千代田町)が23日に再オープンする。看板メニューは創業から脈々とレシピを受け継いできたカレー。詩人・萩原朔太郎も舌鼓を打ったとされるあのメニューをまた味わうことができる。

 ポンチは前橋における洋食店のさきがけとして知られる。カレーライスや生ビールなどハイカラなメニューが並び、街が養蚕の好景気で沸くにつれて店は繭商人らでごった返した。レトロな店内の雰囲気にもファンが多く、2008年公開の「クライマーズ・ハイ」など映画やテレビドラマのロケ場所にもなった。

 ただ、年月を重ねるうちに老朽化も進んだ。店内が雨漏りするようになり、2017年5月に営業休止せざるをえなくなった。

 再オープンにあたり、4代目の町野義幸さん(49)は、内装を「大正ロマン風」に改装。調理場が客側から見える構造にして、木目調のカウンター席や照明、壁紙、シェードにもこだわった。旧店舗は1、2階で50席だったが、しばらくは1階13席のみで営業する。店内には、創業からの店の移り変わりが分かる写真も展示し、店の歴史を受け継いでいく。

 休止期間中はなじみの客から「早く再開してほしい」と声もかけられたという町野さんは「周りの人の協力と後押しでようやく再開させることができた。100周年を来年に控えており、店を盛り上げていきたい」と意気込んでいる。

 看板メニューのカツカレーは1000円。このほかカレー(730円)、ハヤシライス(780円)などのメニューがあり、今月中は500円でカレーのルーも販売する。

 当面の間、営業時間は夜間(午後5時30分~午後9時、ラストオーダーは午後8時半)のみ。日、月曜日は定休日。23日には先着100人に同市出身の画家・筑井孝子さんが手がけたカレンダーを配布する。

178088 0 ニュース 2019/01/23 05:00:00 2019/01/24 10:54:04 2019/01/24 10:54:04 23日の営業再開に向けて準備を進める町野さん(18日午後5時10分、前橋市千代田町の「レストラン ポンチ」で)=谷所みさき撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20190123-OYTNI50004-T.jpg?type=thumbnail

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