管理情報スマホで確認…防犯カメラ…群大開発

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撮影される側の権利保護

スマホのアプリを起動すると防犯カメラの管理情報などがわかる(13日、桐生市で)
スマホのアプリを起動すると防犯カメラの管理情報などがわかる(13日、桐生市で)

 群馬大学大学院理工学府などの研究グループは13日、屋外に設置された防犯カメラの管理者などの情報を、通行人がスマートフォンで確認できるシステムを開発したと発表した。犯罪捜査に大きな効果を上げる防犯カメラだが、プライバシーの観点から増加を懸念する声も少なくない。このシステムは撮影される一般市民の権利保護を目的にしたものという。

 開発したのは、藤井雄作教授(精密計測工学)らのグループ。このシステムでは、スマホに入れたアプリの地図で、周辺に設置されている防犯カメラをマークで明示。それをタップすると、カメラの管理者や運用方法、プライバシー保護策などの情報がわかる。

 藤井教授らはすでに、撮影画像を見る際に専用ソフトと2種類のパスワードが必要な「e自警カメラ」を開発している。撮影データが持ち去られても、視聴できないように防止策を施したものだ。管理者情報の確認システムは、このカメラと組み合わせて使うことを想定している。

 研究グループは、理工学府のキャンパスがある桐生市内の駐車場で6台のe自警カメラを使い、専用アプリの操作性改善を目的に実証実験に取り組んでいる。

 グループの田北啓洋助教は「防犯カメラの急速な増加で、一般市民のプライバシーが侵害される事態が懸念される。撮影される側にも納得できる仕組みの導入は不可欠だ」と話している。

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950041 0 ニュース 2019/12/14 05:00:00 2019/12/14 05:00:00 2019/12/14 05:00:00 アプリを起動してスマホを向けると防犯カメラの管理情報などがわかるシステムの実証実験(午後0時15分、桐生市本町5で)=丸山雅樹撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/12/20191213-OYTNI50050-T.jpg?type=thumbnail

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