33市町村休校延長せず、公立小中7日再開

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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県立学校の再開が5月7日に延びた一方、市町村立小中学校は、草津町と嬬恋村を除く33市町村が3日現在、先月確認した「4月7日再開」の方針であることがわかった。山本知事は小中学校についても県立高校などと同じ対応を求めたが、休校が新年度の初めも続けば子供や家庭、教育現場などの負担が増すと懸念する市町村が多い。

 政府の要請後、県内の小中学校は3月上旬から休校となり、そのまま春休みに入った。県教育委員会は3日、各市町村教委の担当課長を集めた会議を前橋市で開き、「万全の態勢でないと再開はできない」と、休校延長の判断を促した。

 しかし、多くの市町村は取材に対し、「共働き家庭も多く、保護者のためにも再開が必要」(吉岡町)、「子供たちの学力に響く」(安中市)などと、再開延期には消極姿勢だった。診療所でクラスター(感染集団)が発生した大泉町も、「関連の濃厚接触者の健康観察期間も終わり、新しい感染者も出ていない」と当初方針を維持する理由を説明。ただ、授業は当面、午前中のみにするという。

 県は2日に発表した独自の指針で「校内2人以上の感染で学校閉鎖」などとしており、市町村側にも「4月7日に再開しても、いつでも休校できるようにしてほしい」と求めている。

 前橋など4市にある市立高校は、県立高校と同じ5月7日の再開となる。

市町村立小中学校の対応/(3日現在)/

【4月7日再開】前橋、高崎、桐生、伊勢崎、太田、沼田、館林、渋川、藤岡、富岡、安中、みどり、榛東、吉岡、上野、神流、下仁田、南牧、甘楽、中之条、長野原、高山、東吾妻、片品、川場、昭和、みなかみ、玉村、板倉、明和、千代田、大泉、邑楽

【5月7日再開】草津、嬬恋

※県教委発表と取材に基づく

富岡でクラスター、県内感染25人に

 県内の新型コロナウイルス感染者が3日、25人(うち1人死亡)となった。

 県などの発表によると、新たな感染者4人のうち2人は富岡市の医療機器メーカー「日本光電富岡・富岡生産センタ」勤務で、同事業所の感染者は5人になった。県はクラスター(感染集団)と判断し、厚生労働省に対策班派遣を要請した。

 同事業所で新たに感染がわかったのは、高崎市の40歳代男性と富岡市の30歳代男性。容体は安定しているという。この2人と2日に感染が判明した60歳代女性の3人は、3月下旬に感染が確認された2人の濃厚接触者とされていなかった。

 玉村町の福祉事業所では、同町在住の30歳代男性職員の感染が判明。3月28日に感染がわかった50歳代の男性職員の濃厚接触者だった。

 前橋市に住民登録があり、東京都内に勤務・在住の30歳代男性会社員も感染が確認された。都内で3月23~26日に一緒に仕事をした人から「感染した」と連絡があったという。

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