土地の来歴を小字から…桐生で郷土史家が講座

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小字を記した地図を見せて「地名の由来が大切だ」と話す奈良彰一さん(12日、桐生市のプラスアンカーで)
小字を記した地図を見せて「地名の由来が大切だ」と話す奈良彰一さん(12日、桐生市のプラスアンカーで)

 現在はほぼ使われていない地域名「小字こあざ」から土地の由来を学ぶ群馬大学の公開講座が12日、桐生市本町の古民家カフェ「プラスアンカー」で開かれ、約20人が参加した。

 講師の郷土史家・奈良彰一さんは7年前、旧桐生市にあった約300か所の小字の境界を明示した約2メートル四方の地図を作成。「地名や小字の同音異義語を探すと、漢字表記に隠された本来の由来がわかることがある」と紹介した。

 県立桐生女子高校のある「梅田」は、「埋め」が「梅」に転じて現在の表記になった。この地区は古来、桐生川の氾濫が多く、流れてきた砂で野原が埋められたという。一方、市立北小学校(西久方町)一帯の小字「吉田」は「良い水田を意味しているため、今日まで変わらずに使われている」と述べ、災害に由来する地名ほど漢字を置き換えて土地の来歴を隠しがちなことを示した。

 奈良さんは「地名には後世に役立つヒントが込められている。登記簿で小字名を確かめれば災害予防にも役立つ」と強調した。

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1485943 0 ニュース 2020/09/18 05:00:00 2020/09/18 05:00:00 2020/09/18 05:00:00 小字を記した地図を見せて「地名の由来が大切だ」と話す奈良彰一さん(12日午後4時、桐生市本町6のプラスアンカーで)=丸山雅樹撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/09/20200917-OYTNI50041-T.jpg?type=thumbnail

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