聖火ランナー44人発表、昨年内定から2人変更 県実行委
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30、31日に県内で実施予定の東京五輪聖火リレーについて、県実行委員会は10日、県が選んだ13~89歳の聖火ランナー44人(グループ含む)を発表した。原則として昨年のリレーで内定していた人が選出され、辞退のあった2人が入れ替わった。
県内で聖火をつなぐランナーは計173人で、うち県選出の44人は市町村の推薦や公募で選ばれた。42人が昨年の内定者で、県の「ぐんま大使」を務めるタレントの中山秀征さんと井森美幸さんのほか、スポーツキャスターの荻原次晴さん、ラグビーの堀江翔太選手ら著名人のランナーは引き続き大役を果たす。
2人の辞退は、変更になった日程を理由としており、代わりに片品村の自営業座光寺均さん、高崎市の高校教諭飯塚知之さんが追加された。
県選出ランナーの最年長となる国際オリンピック委員会(IOC)名誉委員の猪谷千春さん(89)(東京都)は、「新型コロナウイルスの感染者が減り、走れることを大変ありがたく、うれしく思う。平和の象徴の聖火を無事、次のランナーにバトンタッチしたい」と語った。