古墳から出土した埴輪に見入る家族連れ藤岡歴史館で、夏の企画展「古墳をまもりつたえた人々」が開かれている。市内の古墳から出土した埴輪(はにわ)や刀など31点を展示している。
市内で確認されている古墳は1511基に上り、有数の密集地とされる。調査も住民主導で始まった1878年(明治11年)から、100年以上の歴史がある。市文化財保護課の井上勉係長は「道路整備などで、すでに姿を消した古墳もある。郷土の歴史を学ぶ参考にしてほしい」と話している。
9月12日まで。午前9時~午後5時(入場は午後4時半)。入館無料。問い合わせは、市文化財保護課(0274・23・5997)へ。