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県は今年度、長野原町の八ッ場ダムからの放流水を活用する「八ッ場発電所」の設備に、映像を投影するプロジェクションマッピングを始める。水車や発電機に投影するのは、全国的にも珍しいという。
県企業局によると、八ッ場ダムの直下にある発電所は今年4月から稼働。100メートル以上の落差を利用して水車を回し、年間に一般家庭約1万2000世帯分の電力を発電できる。
プロジェクションマッピングは、水力発電の仕組みを広く知ってもらうため、見学者らに披露する。雨水がダムにたまり、水車が回って電気が発生する様子、県庁から見渡す夜景などが5分ほど投影される。県企業局は「解説員の配置や安全対策を進め、観光振興にもつなげたい」としている。