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宿泊施設 生き残り戦術

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コロナ打開へ新様式プラン

 新型コロナウイルスの影響で観光客が激減する中、県内の宿泊施設が、生き残りをかけて試行錯誤を重ねている。客室を露天風呂付きに改修したり、部屋食に力を入れたり、「新しい生活様式」に合った観光のあり方を模索している。(木村ひとみ)

特産グルメ弁当 ■ 国賓級「おこもり」

 日本三景の一つに数えられる宮島(廿日市市)の訪問客数は、過去最多だった2019年の約465万人から、20年は約220万人に激減。地元の老舗旅館「錦水館」でも、1月末までの宿泊客数が前年度同期比で4分の1減の2万2000人に急落した。

 同旅館への問い合わせ内容も、料理や周辺観光から感染症対策に変化した。こうした新しいニーズに応えるため、海に面した3室を半露天風呂付きに改修し、広さ42平方メートルながら定員を3人から2人に減らした。1泊3万8000円(税、サービス料込み)からで、25日から宿泊できる。

 今後も、ほかの部屋を含めて、夕食だけでなく朝食も部屋食にしたり、大浴場の混雑状況を部屋にいながらチェックできるようにしたり、様々な対策を検討しているという。

 武内智弘社長(39)は「先の見えない厳しい状況だが、できることは何でもやりたい」と話す。

 対岸の本州側にある安芸グランドホテル(廿日市市)では、部屋食のサービスを行っていないため、従業員との接触を減らしたい客向けに夕食と朝食の「弁当プラン」を導入した。1泊1万5650円(同)からで、檸檬レモンサーモンやカキなど県内の特産物をふんだんに使った弁当を部屋に運んでくれる。

 リーガロイヤルホテル広島(広島市中区)は「究極のおこもり」と銘打ち、普段は皇族や国賓しか利用できないロイヤルスイートの宿泊プランを1泊30万円(同)で販売。同ホテル最上級の180平方メートルの部屋に滞在し、総料理長が部屋付きのダイニングで客の好みに合わせて作るオリジナルディナーを味わえる。

 3月1日~6月30日の期間限定で、担当者は「非日常を味わってほしい」とPRしている。

 利用が落ち込む宴会場の活用策にも頭をひねる。

 ホテルグランヴィア広島(同市南区)は3月21日、広島カープが1991年にリーグ優勝を果たした時代の名バッテリー、大野豊さんと達川光男さんを招き、感染対策に配慮したトークショーを宴会場で開く。700人収容に対して入場者は150人に絞り、食事もテイクアウトの弁当にする。正午と午後4時開始の2回で、料金は2万円(税込み)という。

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