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「東広島こい地鶏」命名

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市や広大研究 新年度から本格生産

披露された「東広島こい地鶏」のロゴマーク(東広島市で)
披露された「東広島こい地鶏」のロゴマーク(東広島市で)
試験飼育中の「東広島こい地鶏」=東広島市提供
試験飼育中の「東広島こい地鶏」=東広島市提供

 広島大や東広島市などが共同研究を進めていた独自のブランド鶏の名称が「東広島こい地鶏」に決まり、新年度から本格的に生産を開始する。県内では初となる日本農林規格(JAS)における「地鶏」の認証取得も目指しており、早ければ来年早々にも、市内の飲食店などで提供される見通しだ。(石田仁史)

口溶けのいい脂身 特長

 ブランド鶏は、同大学大学院の都築政起教授(農学)らが約7年前から研究。日本在来種をかけ合わせ、ほどよい歯ごたえや食味が優れた「広大鶏」を開発したが、成長に時間がかかり、餌代などのコストも余分にかかるのが難点だった。

 そこで、地域ブランドの創出を目的に2018年から始まった共同研究では、広大鶏に、成長が早く繁殖力も高い米国種・ロードアイランドレッドを交配。おいしさはそのままに、約180日かかった成長期間が130日程度まで短くなり、飼育しやすい「こい地鶏」が誕生した。

 口溶けのいい脂身が特長で、名称はうま味が「濃い」や「恋しくなる味」、広島カープの「こい」などの意味を盛り込んで命名した。

 本格生産に向け、研究員として開発に携わった竹之内惇さんらで、ヒナの供給や生産体制の構築などを担うベンチャー企業「ガルス・ジャパン」を発足。JASが規定する飼育の期間や方法を満たしながら、21年度は約3000羽を育てる。5年以内に3万羽の生産体制をつくることを目指す。

 3月中旬の研究成果の報告会では、鮮やかな赤い羽とトサカに、平仮名の「こい」をデザインしたロゴマークもお披露目。出席した生産者らに、炭火焼き用に加工した肉が配られた。

 都築教授は「弥生時代から改良を重ねた日本在来種は素晴らしく美味。こい地鶏で、そのおいしさを生かす道が開かれた」と喜んだ。竹之内さんも「肉質は秋田の比内地鶏や鹿児島の薩摩地鶏など他地域のメジャーな地鶏に引けを取らない。こい地鶏で地域活性化に貢献したい」と意気込んだ。

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1950645 0 ニュース 2021/03/31 05:00:00 2021/03/31 05:00:00 2021/03/31 05:00:00 披露された「東広島こい地鶏」のログマーク(東広島市で)=石田仁史撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210331-OYTNI50004-T.jpg?type=thumbnail

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