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接種 集団・個別「併用」6割

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コロナワクチン 配分や管理 課題山積

 新型コロナウイルスワクチンで65歳以上の高齢者向け優先接種が、今月からスタートする。県内23市町のうち約6割が、公共施設などで一斉に行う「集団接種」と、個々の医療機関などでの「個別接種」を併用して実施する計画だ。今回は県内で約81万5000人が対象となる異例の大規模接種事業となるが、ワクチンの供給時期や量などが見通せず、各自治体が手探りの対応を続けている。

 読売新聞が5日までに行った県内23市町の担当者への取材では、併用するのは14市町に上った。個別接種のみで検討するのは竹原市など7市町、集団接種のみは府中市など2市町となった。開始時期は、大半が4月中旬~5月中旬を想定。最も早いのは、呉市となる見込みだ。

 対象者が約30万人いる広島市は、16日から485人に対して先行して接種を開始。集団接種の会場として広島マリーナホップ(西区)や地域の小学校などを確保しつつ、民間の医療機関にも協力を求め、集団と個別を併用して進める計画だ。市の担当者は「集団の方が効率はいいが、個別は安心感を抱いてもらいやすい側面もある」と説明する。

 集団のみで計画する府中市では、歩行困難な高齢者を考慮し、医療従事者が接種を受ける人のブースを巡回して問診や接種、経過観察などを行う方式の導入を検討している。市は「個人情報などが筒抜けにならないよう、問診だけは別の場所で実施するなどの対応を考えたい」とする。

 一方、ワクチンの配分や離島住民の接種など課題は多く、頭を悩ませる自治体も目立つ。

 福山市では、ワクチンの供給量が少ない期間が続くことを見越し、接種する際の優先順位を独自に規定。クラスター(感染集団)や重症化のリスクを勘案し、〈1〉高齢者施設の入所者〈2〉80歳以上の人〈3〉65~79歳の人――の順で接種する。

 尾道市は、医療機関がない離島を抱えており、住民にフェリーなどで本土に渡ってもらい、接種を進める方針だ。今回、配分される米ファイザー社製のワクチンは超低温保存が必要で、運搬や保管が容易ではなく、市の担当者は「医療機関に自ら出向けない高齢者に対しては往診せざるを得ず、保管しやすい他社製のワクチンが流通してからになるかも」と明かす。

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1969146 0 ニュース 2021/04/08 05:00:00 2021/04/08 05:00:00 2021/04/08 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210407-OYTNI50052-T.jpg?type=thumbnail

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