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稲田屋の関東煮 復活

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天満屋福山店 4月15日から

「関東煮」を作る阿藻珍味のスタッフ(福山市で)
「関東煮」を作る阿藻珍味のスタッフ(福山市で)

 昨年閉店した福山市船町の大衆食堂「稲田屋」の看板メニュー「関東煮」(ホルモン煮込み)が復活した。15日から天満屋福山店(福山市元町)で販売される。屋号とレシピを譲り受けた食品加工販売会社「阿藻珍味」(同市鞆町)が試行錯誤の末に商品化にこぎ着けた。(浅田真理)

福山の会社 甘さ数値化 試行錯誤

 稲田屋は大正時代に創業。5代目社長だった稲田正憲さん(67)が膝を痛め、昨年9月に閉店した。「関東煮」は、串刺ししたホルモンを甘辛く煮ている。豚の胃と小腸の「白」、牛の肺と豚の小腸の「黒」の2種類があり、閉店が決まると、連日多くの人が列を作って買い求めた。

 「福山の歴史ある味を残そう」と阿藻珍味がレシピ継承に名乗り出た。昨年末、稲田さんが黒砂糖と特製のしょうゆを使ったレシピを伝授。店では常連客の好みに合わせて味を微調整していたといい、商品開発課の吉本直弘課長(36)は「稲田さんが作る関東煮の味が一つではなく戸惑った」と振り返る。

 ぶれない味で量産するため、糖度計で甘さを数値化した。砂糖を入れるタイミングや、煮込んだ後、たれにつけておく時間も一定にした。

 「職人かたぎでやってきたから、データで厳密に管理することに一抹の不安もあった」と稲田さん。3月に限定販売された阿藻珍味の「関東煮」は「100%以上の出来栄え。常連客も満足していたし、味が変わったとは言わせない」と太鼓判を押す。

 阿藻珍味は主に水産物の加工品を生産してきた。吉本課長は「肉を扱うのは初めてだが、以前から挑戦してみたかった。甘いけどすっきりした稲田屋の味を楽しんで」と話している。

 天満屋福山店では1日600本を、6本1080円、12本2160円のセットで販売する。問い合わせは阿藻珍味(084・982・3333)。

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1981428 0 ニュース 2021/04/13 05:00:00 2021/04/13 05:00:00 2021/04/13 05:00:00 復活させた稲田屋の「関東煮」を作る阿藻珍味スタッフ(福山市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210413-OYTNI50002-T.jpg?type=thumbnail

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