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春山シーズン 遭難防げ 3密回避で人気

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訓練で使われたドローン(11日、安芸太田町で)
訓練で使われたドローン(11日、安芸太田町で)

県警など ドローン使い救助訓練

 県内で山岳遭難数が増えている。2019年の発生件数は22件で、3年連続で増加。新型コロナウイルスの感染拡大で「3密」を避けられるレジャーとして人気が高まっていることから、今後も相次ぐ可能性があり、県警は、消防団と救助訓練に力を入れている。春山シーズンに入り、山岳関係者は「備えを徹底して入山してほしい」と呼び掛けている。(宮山颯太)

 県警によると、2019年の山岳遭難発生件数は22件で遭難者数は28人。件数では16年(14件、17人)の約1・5倍になっている。

 昨年7月には庄原市の比婆山連峰を登山していた高齢男性が行方不明となった。また、同12月には、熊野町と東広島市の境にある石岳いしだけ山(標高559メートル)で、女児6人が道に迷い、下山できなくなり、県警などが約100人態勢で捜索、保護した。6人は軽装だったが、無事だった。

 県内には、安芸太田町と島根県益田市にまたがる最高峰の恐羅漢おそらかん山(1346メートル)など1000メートル級の山のほか、宮島の弥山(535メートル)、三原市の宇根山(699メートル)など、初心者向けの山が多い。

 日本山岳ガイド協会によると、コロナ禍となった昨年以降、登山やキャンプで山を訪れる人が増えた。一方で、初心者や、サンダルやTシャツなどの軽装で入山する人が目立つという。

 このため、県警などは救助対策を強化する。管轄エリアの約9割が山岳地帯という山県署は今月11日、安芸太田町消防団と、小型無人機「ドローン」を使った救助訓練を行った。ドローンを使った訓練は、県警では初という。

 訓練は、同町の深入山(1153メートル)で、登山者2人が行方不明になったという想定で実施。消防団員らが、ドローンで山の斜面を調べ、要救助者を発見。ドローンのカメラ映像が捜索本部のモニターに映し出され、本部から指示を受けた捜索隊が無事救出した。三浦秀之署長は「ドローンはヘリよりも低空で飛行でき、機動力が高い。救助に生かしたい」と話している。

 同協会の武川俊二理事長は「余裕のある登山計画を考え、防寒具や雨具、ヘッドライトなどを必ず携行してほしい」と求めている。

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1991135 0 ニュース 2021/04/17 05:00:00 2021/04/17 05:00:00 2021/04/17 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210416-OYTNI50037-T.jpg?type=thumbnail

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