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飛行場跡地 企業が熱視線

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産業団地が建設される広島西飛行場跡地(広島市西区で)
産業団地が建設される広島西飛行場跡地(広島市西区で)

産業団地 2000人雇用見込み

 広島市西区の広島西飛行場跡地で企業の再開発が進んでいる。今後、県内有数の大きさとなる産業団地が整備され、大型の物流施設や企業の拠点などが設けられる予定だ。完成すれば、約2000人の雇用創出が見込まれている。新型コロナウイルスの影響で県内経済の低迷が危惧される中、活性化に期待が寄せられている。(寺田航)

物流、ハイテク拠点に開発

 広島西飛行場は1961年、「広島空港」として開港。2012年に廃港になったが、県と広島市は17年、跡地計49・3ヘクタールをヘリポートや産業施設、スポーツ施設など四つのゾーンに分けた活用案を発表した。

 このうち一つのゾーンでは、大手住宅メーカーの大和ハウス工業(大阪市)が19年から産業団地「広島イノベーション・テクノ・ポート」の開発を進めている。

 団地は、22年完了予定の北側エリア(約9・8ヘクタール)と、23年完了予定の南側エリア(約7・9ヘクタール)に分かれ、北側には、中四国地方で最大級となる賃貸型の物流施設「DPL広島観音」が建設される。一部区画はスポーツ用品メーカーのモルテン(広島市)などに分譲。本社を移転させるモルテンの民秋清史社長は「世界中からエンジニアらを集める」と意気込む。

 南側エリアは、4月20日から開発が始まった。大和ハウス工業は、マツダ向けの自動車部品メーカー、電気自動車関連の研究施設などの誘致を目指している。

 両エリアでは、計1850人の雇用が見込まれており、大和ハウス工業の野辺克則・執行役員は「市内最大の工業団地として、ハイテクの導入を促し、雇用を確保したい」と話す。

 新型コロナウイルスの影響で、全国的に投資が見送られる中、同団地への期待は大きい。

 経済産業省がまとめた20年の工場立地動向調査結果(速報)によると、中国地方の立地件数は前年に比べ、30・0%減で、全国平均(19・3%減)より減少率が大きかった。

 一方、同団地では、北側で分譲する区画のほとんどが販売済みという。山陽自動車道の「五日市インターチェンジ(IC)」、「廿日市IC」、広島港、広島市役所がいずれも10キロ圏内と、好立地であることが支持される理由とみられる。同社幹部は「コロナの影響は全くなかった。(企業からの)引き合いは想像以上」と明かす。

 県都市圏魅力づくり推進課は「地域経済に大きなインパクトがある」と期待しており、跡地の利活用は今後も注目を集めそうだ。

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2029166 0 ニュース 2021/05/04 05:00:00 2021/05/04 05:00:00 2021/05/04 05:00:00 産業団地が建設される広島西飛行場跡地(広島市西区で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210504-OYTNI50008-T.jpg?type=thumbnail

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