海峡の灯に誘われて<道南いさりび鉄道>

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スルメイカ漁のいさり火(右上)や函館市内の街明かりが輝く中、海岸沿いを走る道南いさりび鉄道の光跡が暗闇に浮かび上がった(8日午後6時15分、北斗市矢不来で)=松本拓也撮影
スルメイカ漁のいさり火(右上)や函館市内の街明かりが輝く中、海岸沿いを走る道南いさりび鉄道の光跡が暗闇に浮かび上がった(8日午後6時15分、北斗市矢不来で)=松本拓也撮影
道南いさりび鉄道
道南いさりび鉄道
海を望む絶景の中を走る道南いさりび鉄道
海を望む絶景の中を走る道南いさりび鉄道
サラキ岬沖で沈没したとされる「咸臨丸」のモニュメント(木古内町)
サラキ岬沖で沈没したとされる「咸臨丸」のモニュメント(木古内町)
道南いさりび鉄道の鉄印
道南いさりび鉄道の鉄印

 鉄道の旅の記念となる「鉄印」。道内では、道南いさりび鉄道(函館市)の五稜郭駅売店で鉄印をもらえる。歴史的な名所あり、絶景ありの沿線は見所たっぷりだ。

全長37・8キロ 12駅

 函館市の五稜郭駅から木古内町の木古内駅まで全長37・8キロ、2市1町の計12駅を結ぶ「道南いさりび鉄道」。2016年の北海道新幹線の開業に伴い、JR北海道から経営分離された旧江差線を引き継いだ。海岸沿いを走る車窓に広がる津軽海峡の絶景が魅力だ。

 同鉄道の名前の由来にもなったイカ釣り船がともす「いさり火」が夜の海で見られるのは、ちょうど今の時期だ。函館山をシルエットに星が瞬くような光は幻想的で、冬になると、車内の照明を暗くして走る「夜景列車」も運行される。

沿線修道院や軍艦

 沿線は、歴史薫る見所も点在する。渡島当別駅の近くには、1896年開院の日本で最初の男子修道院、トラピスト修道院(北斗市)がある。敷地内工場で作られるバターやクッキー、あめは、北海道を代表する観光土産品として有名だ。

 泉沢駅から約20分、サラキ岬まで足をのばせば、その沖合で沈没したとされる江戸幕府の軍艦「かんりん丸」が復元されている。咸臨丸がオランダで建造されたことにちなんで整備されたチューリップ畑では、春に色とりどりの花が咲き誇る。

 また、新しい観光拠点も人気を呼んでいる。北海道新幹線乗換駅の木古内駅の目の前にある「道の駅 みそぎの郷きこない」は、道内の旅行雑誌が行った全道の125駅を対象にした「道の駅満足度ランキング2020」で、3年連続となる総合1位に輝いた。

お得なフリー切符 道南いさりび鉄道の全線で自由に乗り降りできるフリー切符「いさりび1日きっぷ」(大人700円、子供350円)も販売されている。販売期間は来年1月末まで。同鉄道は「のんびりと列車に揺られ、絶景や新旧の観光スポットの魅力を再発見してほしい」とPRしている。(臼井理浩)

佐女川神社宮司の書

 道南いさりび鉄道の鉄印のデザインは、「青い海」と「いさり火」を表現した同社のロゴマークが基調となる。これに観光列車としても運行する「ながまれ号」のロゴマークと、寒中みそぎで有名な佐女川神社(木古内町)の宮司が毛筆で書いた社名を組み合わせた=写真=。

 あらかじめ鉄印を印刷した「書き置き印」は、乗車した日付を記入して発行する。発行にかかる「記帳代」は300円だ。

 取り扱っているのは、五稜郭駅売店、同鉄道本社窓口(函館市若松町)、「道の駅 みそぎの郷きこない」(木古内町)。それぞれの窓口で鉄印帳(2200円)も販売する。問い合わせは同鉄道(0138・83・1977)。

 各地域の「鉄印帳を携えて」も読めます。

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1535755 0 鉄印帳を携えて 2020/10/10 05:00:00 2020/10/13 19:18:17 2020/10/13 19:18:17 スルメイカ漁のいさり火(右上)や函館市内の街明かりが輝く中、海岸沿いを走る道南いさりび鉄道の光跡が暗闇に浮かび上がった(8日午後6時15分、北斗市矢不来で)=松本拓也撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201009-OYTAI50141-T.jpg?type=thumbnail

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