「選手でよかった」檜山北3年工藤楓選手

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 大量点を取られても、最後まで笑顔を絶やさなかった。

大阪桐蔭、序盤3失点するが焦らず…7回一気に畳みかけ春夏70勝

 野球部にマネジャーとして入ったのは1年の冬。幼なじみの佐藤陸久選手(3年)からの誘いだった。「マネジャーでもいいから入って」という必死の説得に、勇気を振り絞った。

 野球は、中学2年のときにやめたはずだった。当時の身長は1メートル45ほど。厳しい練習についていけなかった。当時のことを「トラウマ」と表現し、「自分に自信はないし、復帰するのが怖かった」。

 しかし、書道部からも助っ人を呼ぶほど野球部のチーム事情も苦しかった。マネジャーという立場で応援してきたが、人数が少なくても頑張っている選手を目にするとグラウンドに戻りたい気持ちがわき上がってきた。3年が引退した昨秋、佐藤選手らからも誘われ、再び選手に戻った。

 中学時代から20センチ以上伸びた体を生かした中堅の守りは、今ではチームに欠かせない存在だ。この日も二回無死一塁で、鋭いライナーを難なくキャッチ。塁を離れていた走者を見るや、低く伸びる送球を披露した。

 コールドで負けたが、後悔はない。「選手でよかった。本当に楽しかった」。選手としてトラウマも乗り越え、みんなより短い高校球児生活を終えた。(高橋広大)

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3132323 0 ニュース 2022/07/02 05:00:00 2022/07/02 08:00:09 2022/07/02 08:00:09 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/07/20220701-OYTNI50073-T.jpg?type=thumbnail

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