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第45期 棋聖戦七番勝負第2局 高岡対局

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棋聖戦の対局場となる勝興寺の奥書院(13日、高岡市伏木古国府で)=細野登撮影
棋聖戦の対局場となる勝興寺の奥書院(13日、高岡市伏木古国府で)=細野登撮影

舞台は壮麗な「金の間」

 対局会場となる勝興寺は、近世の真宗大寺院の伽藍がらんを今に伝える寺院だ。本堂や総門など、17世紀から19世紀にかけて建てられた12棟が国の重要文化財に指定されている。

 1998年に本堂の修理から始まった全12棟の「平成の大修理」は、建物すべての工事が終わり、いよいよ完成を迎える。4月11日には落成式が行われる。総事業費約70億円をかけ、20年以上に及んだ修理によって、越中国(富山県)内の真宗寺院を統括していた寺の壮麗な様子がよみがえった。

 城門のように金具が打たれた総門をくぐり、京都から移築された唐門を抜けると、約40メートル四方の巨大な本堂が現れる。その北側に位置し、渡り廊下で結ばれている「奥書院」が対局の舞台だ。もともとは住職の居間だったとされ、特徴的な金箔きんぱく張りの内装から「金の間」とも呼ばれている。

地方にある寺としては破格の大きさの本堂
地方にある寺としては破格の大きさの本堂

 寺が栄えていたことは、建築物だけでなく、調度品からもうかがえる。寺に伝わる「洛中洛外図屏風」(六曲一双)は17世紀初めに制作されたもので、国の重要文化財に指定されている。金銀蒔絵まきえで彩られた「碁盤」などとともに、江戸時代後期、五摂家の一つである鷹司家から同寺住職に嫁いだ姫君が、嫁入り道具として持参したものだという。

 同寺文化財保存・活用事業団の高田克宏専務理事は「寺にとって、対局場となるのは大変名誉なこと。よい対局ができるように精いっぱい準備をしたい」と話す。

【勝興寺】 浄土真宗本願寺派の寺院。山号は雲龍山。境内は高い土塁と空堀で囲まれていて、戦国時代の城郭寺院の名残が見て取れる。1795年建立の本堂は、地方にある寺としては破格の大きさ。本堂の前方に立つ唐門は1893年に京都から移築された。境内は越中国府の政庁跡とされ、越中守も務めた大伴家持とのゆかりも指摘されている。

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1786327 0 棋聖戦 2021/01/21 05:00:00 2021/01/21 05:00:00 棋聖戦の対局場となる勝興寺の奥書院(13日、高岡市で)=細野登撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210121-OYTAI50010-T.jpg?type=thumbnail

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