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揖保乃糸をゆでる「霞亭」の桝本さん(たつの市で)
揖保乃糸をゆでる「霞亭」の桝本さん(たつの市で)
そうめん巻き寿司(たつの市で)
そうめん巻き寿司(たつの市で)

手延べ素麺 食べ方いろいろ

 たかが素麺そうめん、されど素麺――。夏バテで食欲がわかない時でも、ゆでればさっと食べられる。そんな素麺のイメージだが、実は多様で味わい深い世界が広がる。

 国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれている、たつの市の旧龍野城下。古民家を改装した「そうめん処 かすみ亭」の看板メニューは、揖保乃糸いぼのいとと地元食材をふんだんに使った温かな「にゅうめん(煮麺)」だ。飲食店を星の数で評価する「ミシュランガイド兵庫2016特別版」に掲載され、住民や観光客に人気の店だ。

 調理を担当する桝本伸子さん(69)の父親が、1987年に「コースの一品で出てきがちな素麺を気軽に食べられる場所を」と開店。2000年に閉店したが、12年に小学校教諭を退職した桝本さんが再開した。

 「閉店後、『ここの素麺おいしかったんだよ』と言いながら前を通る人が多く、皆さんに喜んでもらえていたことに改めて気づいた」と桝本さん。1年熟成させた麺「ひね」を使い、甘く煮た梅干しや、湯葉など8種類の具材をのせる。「一番おいしいゆで時間が、その日の麺により少しずつ違う。繊細で奥深い、とやっとわかってきた」と語る。

 県手延てのべ素麺協同組合は19年から、夏場に関係なく食べてもらおうと、パッケージの裏にQRコードを載せ、ホームページで様々なレシピを紹介。組合が運営する「そうめんの里」内のレストランいおりでは「そうめん巻き寿司ずし」や「ソース焼きそうめん」「揚げ麺にゅうめん」など工夫を凝らしたメニューを提供している。

        ◇

 「家庭でも簡単にアレンジできるのが素麺の魅力」と語るのは、レシピ本を出版するなど素麺の普及活動を行っているソーメン二郎さん(49)。実家は奈良県・三輪素麺の製麺所だ。

 おすすめは、素麺にオリーブオイルとバジル塩やハーブ塩をかける食べ方。のどごしと小麦本来の香りを楽しめるという。お好み焼きの具材や鍋のシメにも提案。「流し素麺など人と人とのコミュニケーションを伴う、世界でも珍しい麺類。年中愛されるものにすることが欠かせない」と力を込める。

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1845032 0 New門@兵庫 2021/02/16 05:00:00 2021/02/16 05:00:00 2021/02/16 05:00:00 揖保乃糸をゆでる伸子さん(たつの市で)=北野浩暉撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210216-OYTAI50003-T.jpg?type=thumbnail

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