読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

名画座「らしさ」今こそ

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

映画館「パルシネマしんこうえん」3代目支配人 小山岳志さん 36(神戸市兵庫区)

 今年1月に開業50周年を迎えた神戸・新開地の名画座「パルシネマしんこうえん」(神戸市兵庫区)の3代目支配人を務める。

 前職は海上自衛隊員という異色の経歴の持ち主。北海道から沖縄まで、全国の海で訓練を重ねた。「運動神経に自信があったんです」

50周年を振り返り、「お客さんの支えのおかげです」と感謝する小山さん(パルシネマしんこうえんで)
50周年を振り返り、「お客さんの支えのおかげです」と感謝する小山さん(パルシネマしんこうえんで)

 1971年に祖父が開業し、2代目の父・康之さんから映画館を継いだのは2010年。康之さんから後継者が見つからず、閉館を考えていると聞き、「常連客もいたし、いま閉めるのはもったいない」と、自衛隊を辞めたという。

 時代の変遷とともに、昔ながらの街の映画館が姿を消し、シネコン(複合型映画館)が主流になった今だからこそ、名画座の「らしさ」を大事にしている。

 その一つが「2本立て」。作品の組み合わせには共通するテーマ性を忘れず、1本目の余韻が2本目を邪魔しないかと気を配る。休憩時間には自ら劇場内に立って今後のラインアップを紹介し、交流会を定期的に開いてリクエストを聞く。

 50周年の幕開けには、山田洋次監督の「男はつらいよ」シリーズから、開館と同じ年に公開された「純情へん」と「奮闘篇」を選んだ。休憩中に流した特別映像では、俳優の渥美清さん演じる寅さんの名調子に倣い、自らセリフを吹き込んだ。

 〈わたくし、生まれも育ちも神戸新開地です。おかげさまで50周年を迎えました。人呼んで名画座の「パルさん」と発します〉

 「節目を盛り上げたい一心でした。楽しんでもらえたなら何よりです。うちに通うことが生活の一部になるような、そんな劇場にしたいですね」

(高木文一)

無断転載・複製を禁じます
2026968 0 はじめまして 2021/05/03 05:00:00 2021/05/03 05:00:00 2021/05/03 05:00:00 「お客さんの支えのおかげです」と感謝する小山さん(神戸市兵庫区で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210502-OYTAI50013-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)