読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

井戸氏 知事の進退は

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

関西広域連合長 退任

連合長を退任した井戸知事と後任に決まった和歌山県の仁坂知事(右)=11月25日、大阪市北区で
連合長を退任した井戸知事と後任に決まった和歌山県の仁坂知事(右)=11月25日、大阪市北区で
連合長の退任意向を伝える11月9日付読売新聞夕刊の記事
連合長の退任意向を伝える11月9日付読売新聞夕刊の記事

 2010年の関西広域連合の発足以来、トップである連合長を5期10年務めた県知事の井戸敏三。任期満了に伴い3日に連合長を退任したが、来夏に控える知事選を巡り、6期目を目指すか、引退するか言明しておらず、その去就に注目が集まる。(山本貴広)

 ■表情晴れやか

 「10年を区切りに勇退させていただく」

 11月25日午後、大阪市で開かれた広域連合の設立10周年の記念式典。井戸は開会あいさつで、晴れやかな表情でこう語った。

 「地域主権」を掲げた民主党政権下の10年12月、国の出先機関の権限移譲を実現する目的で発足した関西広域連合。府県を超えた広域連合は初めてで、近畿2府4県に徳島、鳥取の両県、4政令市の計8府県4市で構成している。

 ドクターヘリの広域運用に実績を上げたほか、東日本大震災の被災地の支援先を府県ごとに決める「対口支援」、関西電力大飯原子力発電所(福井県おおい町)の再稼働に関連し、安全性に関する申し入れを政府に行うなどして存在感を発揮した。

 そのかじ取りを担ってきたのが井戸だった。今年7月の読売新聞のインタビューでは連合長ポストの続投に意欲をにじませていた。「知事任期が来年にくる前提でもいいか確認し、いいと言われれば、なかなか辞められない」

 ■口ぶり一転

 11月上旬、その口ぶりが変わる。「10年の節目なので」と周囲に語り、退任する意向を示し始めた。

 事態が動いたのは11月9日。公表された知事日程では「午後 関係者との意見交換 大阪府他」とされていたが、井戸が知事公用車のセンチュリーで1時間半かけて訪れた先は和歌山県庁。副連合長として井戸を支えてきた県知事の仁坂吉伸との面会のためだった。

 井戸の退任意向と両者の会談は読売新聞が同日夕刊で報じた。約30分で終わった会談後、記者団は同県庁で井戸を囲んだが「人事の相談に来たわけではない」とけむに巻かれ、兵庫県側も火消しに走った。

 ただ、仁坂はその後、京都府知事の西脇隆俊とひそかに接触。新体制の協議をしたとみられ、25日の広域連合で仁坂の連合長就任と西脇が副連合長に就くことが満場一致で決まった。

 ■続投に含み

 井戸は75歳。知事5期目の最終年を迎えるが、今月4日の県議会で「多選の弊害はない」と言い切った。

 新型コロナウイルス禍では、自らの言葉で県民に対策を呼びかけるなど精力的に公務に励む。最近も米大統領選で勝利を確実にした78歳のジョー・バイデンを引き合いに、「世界の政治家の年齢構成からすると、中間と言えなくもない」と知事続投に含みを持たせた。

 一方、任期2年の連合長について、続投なら来夏の知事選で6選を目指す、退任すれば知事選には不出馬――。県庁や県議会にはこうした見方が広がる中、連合長退任が決まった後の記者会見で、井戸は知事選の対応についてこう語った。「来年になってみないとわからない」(文中敬称略)

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
1680956 0 インサイド 2020/12/07 05:00:00 2020/12/07 05:00:00 2020/12/07 05:00:00 退任が決まった井戸知事(連合長)と次期連合長に就任する和歌山県の仁坂知事(左)(大阪市北区で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201206-OYTAI50007-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)