読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

「詐欺的手口 6人から」

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

公判中の元下請け男 供述

 水回り修理などの高額請求トラブルで、詐欺罪などで公判中の神戸市内の男(24)が、詐欺的な手口を教え込まれた2週間の研修中、少なくとも6人から指導を受けたと捜査段階で供述していたことが、捜査関係者への取材でわかった。この6人は、男を仲間に引き入れた同市内の水道工事業者の下請けで、全員が詐欺的な手口を実践していたという。県警は、この業者を中心にした不当請求が組織的に行われているとの見方をさらに強め、実態解明を進める。

 捜査関係者などによると、水道工事の経験がなかった男は昨年9月頃、業者の関係者から、「研修があり、素人でも大丈夫」と誘われ、下請けを始めた。2週間の研修で、男は少なくとも6人の下請けの作業を見学。排水管の詰まりを解消する薬剤の容器を振って音を出し、使用したように見せかけて代金を水増ししたり、部品を新しく交換した場合に古い箇所とかみ合わないとうそをついて、古い箇所も交換させたりする手口を教わったという。

 男は調べに、「6人全員が、客をだましていた」と供述。屋外の排水管が原因だと偽って地面のコンクリートを壊し、排水管にわざと穴を開けて大きな工事に見せかけ、100万円以上を請求する下請けもいたと明かした。

 詐欺罪などに問われた男は、4月23日の地裁姫路支部での初公判で、神戸市内の業者の下請けについて、実際に指導を受けた6人を含めて、「知る限り、20人ほどいる」と説明。この業者らを被告として愛知、静岡の高額請求の被害者が名古屋地裁に起こした集団訴訟の弁護団も、「神戸の業者がノウハウを提供し、全国で下請けが活動している」と指摘している。

          ◇

 兵庫県の「悪質水道工事被害対策弁護団」によると、悪質業者は「マグネット型広告」や、インターネット検索で自社サイトを上位に表示させる手法などを利用して客を集めるケースが多い。弁護団は、水回りのトラブルで困った時には、自治体が公表している「指定工事店」に相談するよう呼びかけている。各地の水道工事業者の組合は、地元の指定工事店を紹介している。

無断転載・複製を禁じます
2047617 0 許すな!不当高額請求@兵庫 2021/05/12 05:00:00 2021/05/12 05:00:00 2021/05/12 05:00:00

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)