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うその説明 泣き寝入りも

 水回り修理の高額請求トラブルでは、依頼者は、不審に思っても泣き寝入りしてしまうことが多い。自分で業者を呼ぶため、訪問販売に適用されるクーリングオフの対象外と思い込んでいたり、「契約解除はできない」という業者のうその説明を信じたりするためだ。国民生活センターは「クーリングオフできるので、迷わず消費生活センターなどに相談を」と呼びかけている。(高額請求問題取材班)

 クーリングオフは、訪問販売などを利用した消費者を保護するため、一定期間、無条件で申し込みの撤回や契約の解除ができる制度。特定商取引法に規定があり、書面で告知しなかったり、うその説明をしたりした業者には罰則がある。

 たつの市内の女性からトイレ修理で30万円をだまし取ったとして県警に2月に逮捕された男(24)は、女性がクーリングオフを求めたにもかかわらず、「まっとうな工事をした。応じられない」とうそをついたとして、詐欺罪と同法違反(不実の告知)に問われ、公判中だ。

 捜査関係者らによると、男は、詐欺的な手口を教わった元請けの神戸市内の水道工事業者らから、客がクーリングオフをしつこく求めてきた場合は減額で対応するように指示され、納得しなければ、法的措置を取ればいいと突き放すよう言われていた、と供述。「実際には民事訴訟なんて起こされないだろうと思っていた」と話したという。

 県警は、元請けの業者が、法律に不慣れな依頼者の弱みにつけ込むよう、男ら下請けに入れ知恵していた可能性があるとみている。

 国民生活センターは「依頼時に修理内容や料金が決まっていなかったり、業者が当初示した金額とかけ離れた修理代を請求してきたりした場合は、依頼者が業者を自宅に呼んでいても、不意打ち性の高い取引としてクーリングオフの対象になる」と指摘。「消費者は、業者が自宅に来て契約を結んだ場合、原則としてクーリングオフができると認識してほしい」と訴える。

     ◇

 兵庫県の「悪質水道工事被害対策弁護団」によると、悪質業者は「マグネット型広告」や、インターネット検索で自社サイトを上位に表示させる手法などを利用して客を集めるケースが多い。弁護団は、水回りのトラブルで困った時には、自治体が公表している「指定工事店」に相談するよう呼びかけており、各地の水道工事業者の組合は、地元の指定工事店を紹介している。

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2050289 0 許すな!不当高額請求@兵庫 2021/05/14 05:00:00 2021/05/14 05:00:00 2021/05/14 05:00:00

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