帽子作り生かしマスク

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相生の会社 ふるさと納税返礼品に

帽子作りの技能を生かしてマスクを作り始めたトピー工房(相生市竜泉町で)
帽子作りの技能を生かしてマスクを作り始めたトピー工房(相生市竜泉町で)

 相生市竜泉町の帽子製造業「To.Pi(トピー)工房」が、帽子作りの技能を生かしてマスクを作り始めた。1日約1000枚の生産が可能という。相生市は、ふるさと納税の返礼品に採用することを決めた。

 2005年設立で、ニット帽、ハンチング帽、パナマ帽などファッション性のある商品を手作りし、オリジナルブランドとして神戸市や東京の直営4店で販売。有名セレクト店のOEM(相手先ブランドによる生産)も行っている。

 マスク作りは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、金川吉宏社長(59)が発案。帽子作りに誇りを持つスタッフから疑問の声も出たが、「要望に応えるのも、ものづくりの役目」と考え、3月半ばから作り始めた。

 帽子を作る機械やミシンで1枚ずつ手織りしている。つば先に使う軽くてしなやかなワイヤを用い、顔にフィットするよう仕上げる。洗えば繰り返し使えるという。ニットマスクと抗菌マスクの2種類あり、色は黒や白、ベージュなどがある。

 ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」から相生市に寄付すると、5000円ごとに返礼品として1枚届く。市側は「マスクがなくて困っている人に届いてほしい」と期待する。

 同社は5月6日までをめどに国道2号沿いにある本社工房で1枚1000円ほどで売るほか、インターネット販売も実施。子ども用も作り始めた。売り上げのほとんどは縫製工の賃金に充てているという。

 金川社長の長男で帽子職人の将宏さん(32)は「都市部でのマスク不足はひとごとだったが相生でも徐々に少なくなった。技術を生かして困っている人に協力したい」と話す。金川社長は「帽子は気分によってデザインや着こなしを楽しむ平和の象徴のようなもの。早くマスクを作らなくてもよい平和な日常が戻ってほしい」と願っている。

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1194222 0 ニュース 2020/04/30 05:00:00 2020/04/30 05:00:00 2020/04/30 05:00:00 帽子作りの技能を生かしてマスクを作り始めたトピー工房(相生市竜泉町で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/04/20200430-OYTNI50001-T.jpg?type=thumbnail

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