ドラフト候補 飛躍の夢

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明石商 注目2選手

運命の日を待つ中森選手(左)と来田選手
運命の日を待つ中森選手(左)と来田選手

 プロ野球のドラフト会議が26日に開かれる。明石商高からは3年の中森俊介(18)、来田きた涼斗(18)の両選手が、そろってプロ志望届を提出。ともに1年生から投打の中心選手として活躍し、昨年、チームを甲子園の春夏連続ベスト4に導いた立役者だ。<運命の日>を前に、2人に聞いた。(近藤修史)

中森選手 「先輩に負けられない」

来田選手 「トリプルスリー」目標

 中森選手は最速151キロの右の本格派。スライダーやチェンジアップなどの変化球も多彩で、制球力の高さはプロも評価している。

 一足早くプロの世界に飛び込んだ先輩たちの存在が、中森選手の3年間を支えてきたという。

 1年生の頃、母校から初めてプロ入りした埼玉西武ライオンズの松本航投手(23)が、入団前に教育実習生としてやってきた。一緒に練習する機会もあり、「自分もプロ野球選手になりたい」と思った。

 だが当時は、あこがれの世界。それを身近に感じたきっかけは、ともに戦った先輩のプロ入りだった。

 今夏の甲子園交流試合後、東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した1学年上の先輩、水上桂捕手(19)から「ゆっくり休むように」とのメッセージがスマートフォンに届いた。

 水上捕手は19年の甲子園でバッテリーを組んだ間柄だ。かつての女房役から届いたねぎらいの言葉に、うれしかった一方、これまでにない感情が芽生えていることに気づいた。

 「僕も負けていられないなって、思ったんです」

          ◎

 走攻守がそろった来田選手は、狭間善徳監督(56)が「あれほどスイングスピードが速い選手は見たことがない」と絶賛した左の強打者だ。

 高い身体能力に加え、抜群の野球センスで、入学直後からレギュラーに。力強い打撃と脚力で、甲子園では「恐怖のリードオフマン」との声も上がった。

 来田選手は「進化していくため、常に今できることに集中したい」と話す。

 野球部を引退した今も、平日の放課後は中森選手とグラウンドへ出て、打撃練習を中心に汗を流す。週末は神戸市内の自宅周辺で走り込み、足腰の強化に余念がない。「僕の持ち味は打撃と足。さらに磨きをかけていきたいんです」

 プロ入りが実現した折には、同一シーズンで打率3割・30本塁打・30盗塁を達成する「トリプルスリー」を目指すという。「3~4年後には実現させたい」。まっすぐ前を見て、そう言い切った。

          ◎

 2人はこれまでに全12球団のスカウトらと面談するなどした。公立高のエースと中心打者がそろってドラフトで指名されるケースは珍しく、ファンの注目も高い。狭間監督は「ともに1年生の時から、注目されてもおごらなかった、かわいい教え子。覚悟を持ってプロの世界に挑戦してほしい」と話している。

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1573435 0 ニュース 2020/10/24 05:00:00 2020/10/24 05:00:00 2020/10/24 05:00:00 プロ野球での活躍を誓い、一緒に練習する中森投手(左)と来田外野手(明石市魚住町長坂寺の市立明石商高で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201023-OYTNI50038-T.jpg?type=thumbnail

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