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知事選自民分裂 キーマンに聞く

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 7月1日告示、同18日投開票の知事選の対応を巡り、1966年の発足以来、結束を保ってきた県議会の自民党県議団が初めて分裂した。昨年12月に前副知事の金沢和夫氏(64)を推すと決めたが、その方針に反発した県議11人が元大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)の支援に動き、新会派「自民党兵庫県議団」を結成したためだ。分裂に至った経緯や予定候補者への思いをキーマンに聞いた。(聞き手・山本貴広)

金沢氏 リーダーの資質

自民党県議団(32人) 藤本百男 前幹事長

 分裂は痛恨の極みで、思いは今も変わらない。金沢氏支持では一緒にやれないという人たちが斎藤氏を擁立するために出て行った。

 会派は2年前から金沢氏でまとめようと動いていた。昨夏に設けた候補者選定の検討会では、「井戸県政」の残された課題を検討し、新型コロナウイルス禍の難局を乗り越えられるリーダーの資質を考えた。

 会派の手続きを踏み、県政の事情をよく知る金沢氏がふさわしいとなった。(離脱組が)斎藤氏を擁立したいなら、もっと早い段階で動くべきだった。

 県連所属の国会議員も若い斎藤氏を候補にしたく、県連選対委の決定をひっくり返した。民主主義を否定するやり方だ。県議団と選対委の決定を受け、確信を持って行動する我々がなぜ党に背くことになるのか。

 金沢氏には知事になる覚悟が出てきた。自民党の推薦は得られなかったが、チャレンジの意欲を示している。県民の命と生活がかかっている非常時。県民を惑わせるイメージだけの選挙は絶対やってはいけない。

斎藤氏 ゼロベース視点

自民党兵庫県議団(11人) 内藤兵衛 幹事長

 自民県議団所属時に金沢氏支持でまとまる方向で賛同していたのは事実だ。ただ、新型コロナウイルス禍で状況が一変した。兵庫を変えてほしいという県民の思いが高まっている。

 井戸知事の横で11年間副知事をやった金沢氏だと、組織や団体とのしがらみがある。20年間の「井戸県政」で庁内は制度疲労を起こしており、金沢氏ではゼロからの出発はできない。

 そんな中で斎藤氏と出会い、「新しい目で兵庫をゼロベースで見つめる」と立候補に前向きな話があった。大阪のような激流的な改革を県民は望んでおらず、静かでも、前に進んでいくことへの期待はある。

 斎藤氏は元々、「知事選には自民からしか出ない」と言っていた。大阪府で財政課長を務め、大阪が拠点の日本維新の会が推薦しているので、「維新候補」とレッテルを貼る人間もいるが、維新との関係は政策ごとに判断するはずだ。

 大阪のやり方を兵庫に当てはめるのは無理だ。斎藤氏は自民の推薦候補であり、地方を重視している。

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2030268 0 ニュース 2021/05/05 05:00:00 2021/05/05 05:00:00 2021/05/05 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210504-OYTNI50034-T.jpg?type=thumbnail

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