学生収穫食米 酔い香り

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都美人酒造「志知」10月15日発売

きぬむすめを掲げ、純米酒「志知」をPRする相野農学部長(左)と久田社長(南あわじ市で)
きぬむすめを掲げ、純米酒「志知」をPRする相野農学部長(左)と久田社長(南あわじ市で)

 吉備国際大農学部の学生らが減農薬、無肥料で栽培した食米を原料に、同じ南あわじ市の「都美人酒造」が純米酒を醸造した。産学連携で完成した、淡路島の香りを伝える環境に優しい酒は、15日から販売される。(加藤律郎)

吉備国際大生が減農薬栽培

 吉備国際大によると、米は地域創成農学科と醸造学科の約60人が実習で、キャンパス近くの水田(約30アール)で育てた「きぬむすめ」。農薬は最小限にし、昨秋に1トンを収穫した。

 市内で販売したところ、もっちりした食感が好評だったことから、「酒にも使えるのでは」と都美人酒造に300キロを託した。

 酒米に比べて食米は割れやすく、1945年創業の都美人酒造にとっても、きぬむすめでの醸造は初めての挑戦。昨年は猛暑の影響で米が硬かったこともあって、慎重に温度管理をしながら今春に仕込んだ。搾った酒は、殺菌処理をして熟成させてきた。

 720ミリ・リットル瓶で500本になった純米酒の名は、「志知」。学生たちへの敬意や地元への愛を込め、農学部のキャンパスがある地区から付けた。ラベルには市花のスイセンをデザインしている。

 4日にあった完成発表会では、都美人酒造の久田浩嗣社長が「米本来のうまみが出た酒になった」と自信を見せた。農学部長の相野公孝教授も「ワインのようなフルーティーな香りで、すっきりした味わいに仕上がった」と胸を張り、「今後は別の品種の米でも日本酒造りに挑戦できたら」と夢を膨らませていた。

 純米酒は税込み1485円で、都美人酒造(0799・42・0360)で購入できる。

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