自然やスポーツ、グルメ満喫<鹿島臨海鉄道>

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湖畔にディーゼルの音

 県南東地区を走る鹿島臨海鉄道(大洗町)でも、旅の記念となる「鉄印」が人気を博している。鉄印集めをきっかけに沿線を探訪すれば、自然やスポーツ、グルメなども満喫できる。

鹿島臨海鉄道
鹿島臨海鉄道
涸沼周辺はレンタサイクルが人気だ
涸沼周辺はレンタサイクルが人気だ
農村地帯を走る鹿島臨海鉄道
農村地帯を走る鹿島臨海鉄道

全16駅、56・2キロ

 水戸駅(水戸市)から鹿島サッカースタジアム駅(鹿嶋市)までの3市1町を走る鹿島臨海鉄道大洗鹿島線。JR鹿島線への直通運転の乗り入れを加えると、水戸駅から鹿島神宮駅(鹿嶋市)までの全16駅、全長56・2キロを約80分で結ぶ。車窓から眺める田園風景や北浦、ディーゼル車のどこか懐かしいエンジン音が日常を忘れさせる。

 沿線の豊かな自然を象徴するのが、ラムサール条約に登録されている涸沼ひぬまだ。湖の周辺には温泉やキャンプ場、自然公園などが点在し、涸沼駅(鉾田市)に隣接する涸沼観光センターの有料レンタル自転車で湖畔を回ることもできる。

ガルパンの舞台

 沿線には若者らに人気のスポットも点在する。大洗町が舞台の人気アニメ「ガールズ&パンツァー」(ガルパン)。大洗駅で降りれば、町並み巡りが楽しめる。駅から徒歩約5分の老舗寿司店「栗崎屋」では、作品に登場する戦車を模した寿司を提供する。機関室はイクラの軍艦巻き、主砲はキュウリを使う楽しい一品だ。大洗鹿島線ではガルパンのラッピング列車も走る。

常勝軍団の展示も

 鹿島サッカースタジアム駅では、目の前に立つ県立カシマサッカースタジアム内のミュージアムも見どころだ。鹿島アントラーズが獲得した優勝カップ、ジーコ氏や小笠原満男氏ら「レジェンド」のスパイクなどが展示され、常勝軍団の歴史をたどることができる。

 70歳以上を対象とした一日乗り放題の切符を大洗駅などで1500円で販売しており、鹿島臨海鉄道企画開発部次長の鈴木賢嗣さんは「日本的な田園風景と食が沿線の魅力。ぜひ街歩きをしてほしい」と話している。(長谷部駿)

社章のかすれ押印のよう

 鹿島臨海鉄道の鉄印=写真=は、毛筆体の文字と赤色の社章を印字したシンプルなデザインだ。沿線には大洗磯前神社(大洗町)や鹿島神宮(鹿嶋市)など茨城を代表する神社が多いことから、寺社でもらえる御朱印をイメージした。社章をあえてかすれさせたのもこだわりで、実際に押印したように見える。

 販売から3か月で1200枚以上が売れ、鈴木さんは「他の鉄道に比べ、都心からの交通の便もよく、鉄印初心者が手始めに来やすい。鉄印集めをきっかけに旅行してほしい」と話す。

 扱っている鉄印は、印刷の書き置き印のみで、記帳料は300円。鉄印帳販売(2200円)や記帳は大洗駅内の売店で扱っている。問い合わせは同駅売店(029・266・1345)へ。

 各地域の「鉄印帳を携えて」も読めます。

無断転載・複製を禁じます
1534949 0 鉄印帳を携えて 2020/10/10 05:00:00 2020/11/05 14:41:06 2020/11/05 14:41:06 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201009-OYTAkashimaI50013-1-1.jpg?type=thumbnail

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