津波なければ兄は 墓に刻んだ「絆」風化させぬ
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「津波さえなかったら、まだまだ長生きして、お互い元気な顔を見ていられたのになあ」。北茨城市の平塚信次(のぶじ)さん(82)は、ため息交じりに語る。10年前の3月11日、兄の幸男さん(当時80歳)は海から押し寄せた濁流に…
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