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いばらきフラワーパーク(石岡市)

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900品種のバラ楽しむ

ローズトンネルで見頃を迎えた「ユイット・カンパーニュ」(17日、石岡市で)
ローズトンネルで見頃を迎えた「ユイット・カンパーニュ」(17日、石岡市で)
多彩な品種を楽しめるバラテラス
多彩な品種を楽しめるバラテラス

 入園してすぐ、つるバラの花々で彩られた「ローズ・トンネル」が約60メートルにわたって続く。「『ユイット・カンパーニュ』が見頃ですよ」。広報の潮田宏美さん(40)がそう言って案内してくれた。緩やかな坂を上り、トンネルを抜けると、四季を通じて計約900品種のバラを楽しめる広場「バラテラス」が目の前に広がった。

 開園から35年を迎えた施設は約10か月間の大規模改装を経て4月29日に生まれ変わった。刷新に合わせて開発されたオリジナル品種がユイット・カンパーニュだという。施設がある石岡市八郷地区にちなみ、「8」と「郷」を意味するフランス語を組み合わせて命名され、助け合いや結びつきの「結い」を地域から生み出したいとの思いも込められているそうだ。4月下旬、一足早く温室で咲いた花を前に、園長の長田昇さん(39)は「目の覚めるような鮮やかで濃いピンク色は、園のシンボルにふさわしい」と誇らしげに語った。

 ユイット・カンパーニュは、バラ育種家の木村卓功さんが手がけた。園内のバラの育成なども監修したという。

 刷新された施設は、木村さんほか、民間のノウハウを取り入れたことも特徴で、運営は「青山フラワーマーケット」を展開する「パーク・コーポレーション」が中心となって担う。これまでの「見る」から「感じる」ことに重きを置いているという。

 「香りのバラ」エリアもその試みの一つ。異なるバラを五つの香りに分類している。香水のような甘い香りや、初めてかぐ華やかな香りにひかれ、つい足を止めた。そのほかにも、11種類の色別に分けた「色別バラ」「季節の花」など、施設内はテーマ別に九つのエリアに分かれており、バラや花々について、もっと知りたいと好奇心を駆り立てられた。

 それらのエリアを見渡せる丘の上に上がると、開放感あふれる建物が目に入った。新設されたレストランだ。花や緑に囲まれた店内で、地元産野菜などをふんだんに使った料理を楽しめる。

 施設は、乗馬やブーケ作り、森遊びなど、年間100を超える企画も新たに体験できるようになった。何度も訪れて、四季折々の花々を見たり、様々な体験を楽しんだりしてみたいと思った。

(谷口博威)(おわり)

 〈メモ〉 石岡市下青柳200((電)0299・42・4111)。常磐自動車道土浦北インターチェンジから車で約15分。JR常磐線石岡駅西口の関鉄グリーンバス1番乗り場から「フラワーパーク経由柿岡車庫行き」に乗車し約30分。入園料は大人900円、小中学生300円、未就学児無料、ペット200円。春秋のバラシーズンは大人1200円、小中学生は400円(今年の春シーズンは通常料金)。営業時間は午前9時~午後5時(12月~2月は午後4時まで)。原則火曜定休。「100の体感アクティビティー」は別料金で公式ホームページから予約が必要。

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2058500 1 NO密レジャー 2021/05/18 05:00:00 2021/05/18 05:00:00 2021/05/18 05:00:00 ローズトンネルで見頃を迎えたオリジナルのバラ「ユイット・カンパーニュ」(17日午前10時59分、石岡市下青柳で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210517-OYTAI50014-T.jpg?type=thumbnail

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