走る初の期日前投票所 北茨城市など開設 福祉施設や高校へ 投票率アップ狙う

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介護福祉施設の敷地内に開設された投票所。車椅子の有権者も投票に訪れた(10日、北茨城市磯原町磯原で)
介護福祉施設の敷地内に開設された投票所。車椅子の有権者も投票に訪れた(10日、北茨城市磯原町磯原で)

 21日投開票の参院選で、北茨城市選挙管理委員会は10日、バスを使った移動期日前投票所を開設し、福祉施設や高校で投票を呼びかけた。11日も行う。高萩市選管も13、14日に公用ワゴン車で回る。神栖市は7日に開設した。移動式の期日前投票所が開設されるのは今回が初めてで、有権者の利便性を向上させ、投票率アップにつなげる狙いだ。

 北茨城市選管は10、11日、運転手付きで路線バスの車両を借りて計5か所を巡回。車内に記載台と投票箱を設置し、後部席で立会人らが見守る。10日は午後1時から同市磯原町磯原の介護老人保健施設に開設し、車椅子の入所者や近くの住民が投票に訪れた。

 その後、バスは同市磯原町磯原の県立磯原郷英高校の校舎前に移動。放課後の午後3時半から生徒が投票した。運動部に所属する3年生男子生徒は「高校生が自分から投票に行くと思えないので、いい制度だと思う」と話した。別の運動部の3年生男子生徒も練習前に投票を済ませ、「投票に行くかどうかを決めていなかったので、いい機会になった」と語った。

 市選管は「投票率が思うように伸びず、これまでとは違う対策として取り入れた。18歳で初めて選挙権を得た高校生が政治に興味を持つきっかけになれば」と期待した。この日は3か所で移動期日前投票所を開設し、計44人が投票した。

 高萩市選管は13、14日、公用のワゴン車で山間部を中心に集会所や公民館など計10か所を回る。

 前回2016年の参院選の投票率が42・94%、17年衆院選が41・18%と、いずれも県内ワーストだった神栖市は、7日に路線バスの車両を借り、人出の多い商業施設2か所で午前と午後に2時間ずつ開設。計148人の買い物客らが投票した。市選管は「全体の投票率にどの程度影響するかはわからないが、市民が投票に興味を持つきっかけになったのでは」と話した。

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683858 0 ニュース 2019/07/11 05:00:00 2019/07/11 05:00:00 2019/07/11 05:00:00 介護福祉施設に開設された投票所では車椅子の有権者も投票に訪れた(7月10日午後1時53分、北茨城市磯原町磯原で)=中瀬邦雄撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190710-OYTNI50017-T.jpg?type=thumbnail

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