早世の画家・寺門彦寿展 あす出身地・那珂で

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元町長「眠っていた絵を世に

寺門の作品と作品集を持つ先崎さん
寺門の作品と作品集を持つ先崎さん
寺門彦寿=展覧会用の作品集から
寺門彦寿=展覧会用の作品集から

 那珂市出身で22歳の若さで亡くなった日本画家、寺門ひこ寿じゅの作品展が17日、同市内で開催される。地区の祭りに合わせた1日限りの試みとなるが、関係者は早世した寺門の作品を世間の記憶に残したいと願っている。

 企画したのは那珂市の元瓜連町長、先崎まっさき千尋さん(76)。同市の瓜連地区まちづくり委員会が主催する。先崎さんによると、寺門は1918年に現在の那珂市で生まれ、県立水戸中(現県立水戸一高)を卒業後、国立東京美術学校(東京芸大の前身)に進学。41年に首席で卒業するなど才能を開花させたものの、卒業の3か月後、22歳の時に盲腸炎で死去した。

 今回の作品展が開催されるのは、先崎さんが昨年、那珂市歴史民俗資料館を訪れたのがきっかけだ。展示中の絵画がたまたま別の寺門姓の画家が描いた作品だった。この地域には寺門姓が多いため、「どこの家の人だろう」と関心を持った。

 この画家について調べる中で偶然、寺門彦寿に行き着き、惜しまれて早世したことを聞いた。さらにその作品が実家で良好な状態で保存されていることを知り、作品を見て感動。「ずっと眠っていた絵を世に出したい」と提案したところ、実家も快諾した。公の展示会は、寺門が亡くなった年に友人らが開いた追悼の作品展以来という。

 「日本画だけど洋画の趣もある。繊細で克明な描写が美しい」と先崎さん。「地元の人には、近くにすごい人がいたことを知ってほしいし、絵が好きな人には素晴らしい作品を堪能してほしい」と話している。

 作品展は、毎秋恒例の「瓜連ふれあい祭」に合わせて、那珂市古徳の「総合センターらぽーる」2階展示室で開かれる。午前9時から午後5時まで。問い合わせは先崎さん(029・296・0772)。

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901268 0 ニュース 2019/11/16 05:00:00 2019/11/16 05:00:00 2019/11/16 05:00:00 寺門の作品と作品集を持つ先崎さん(11月13日午後3時14分、那珂市で)=菊池結貴子撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/11/20191115-OYTNI50036-T.jpg?type=thumbnail

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