海上の鳥居近づかないで 大洗磯前神社 荒波危険 SNS映え 撮影で転落も

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バリケードが張られた鳥居付近(大洗町で)=菊池結貴子撮影
バリケードが張られた鳥居付近(大洗町で)=菊池結貴子撮影

 海上の岩場の上に立つ大洗磯前神社(大洗町)の鳥居。付近は荒波が押し寄せて危険なため立ち入り禁止だが、「絶景」を近くで撮影しようと立ち入る人が後を絶たない。茨城海上保安部によると、この2年間に3件の転落死亡事故が発生し、「SNS映え」する鳥居と初日の出の構図を狙える年始はさらに多くの人が訪れるとみられ、「絶対に近づかないでほしい」と注意を呼びかけている。

 茨城海保によると、鳥居周辺では2006~17年に転落事故はなかったが、昨年と今年で計4人が海に転落し、3人が死亡。うち昨年転落したのは3人で、いずれも撮影のため鳥居に近づこうとしたという。

 今年の1人は11月28日に転落した東京都の男性。その後遺体で見つかった。付近にいた目的はわかっていない。男性は岩と岩の間から海に落ち、一緒に来ていた女性が上着を綱代わりに使って、一度はつかませたが、波が強く自身も引き込まれそうになり、手を離さざるをえなかったという。

 茨城海保の中村正重警備救難課長は「鳥居はきれいな写真が撮れるスポットとして有名。SNSの流行で立ち入る人が増えてきているが、転落したら周囲に人がいても引き上げるのは難しい」と警鐘を鳴らす。

 この事故を受け、大洗町は地元の宿泊施設や飲食店と協議。岩場への侵入を防ぐため、約40万円をかけてステンレス製の鎖などのバリケードを今月20日に設置した。現場には既に立ち入り禁止を呼びかける日本語の看板もあるが、さらに厳重に立ち入りを制限した。

 外国人旅行者が増えているため英語の看板も設置する予定という。町商工観光課の住谷幸泰係長は「歩道沿いにある展望台からはバリケードが写り込まないよう計算してある。安全に景観を楽しんでほしい」と語った。

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974959 0 ニュース 2019/12/28 05:00:00 2019/12/28 05:00:00 2019/12/28 05:00:00 バリケードが張られた鳥居付近(大洗町で)=菊池結貴子撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/12/20191227-OYTNI50009-T.jpg?type=thumbnail

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