水戸空襲の記憶映像で NPOがDVD化

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図書館などに寄贈

水戸空襲の体験を話す語り部の会の様子(昨年7月31日、水戸市で)
水戸空襲の体験を話す語り部の会の様子(昨年7月31日、水戸市で)

 1945年の水戸空襲を経験した人に当時の様子を語ってもらった映像を、水戸市のNPO法人「子育て応援・ペンギンくらぶ」がDVDにまとめ、同市の博物館や図書館に寄贈した。空襲の経験者が高齢化して記憶を語り継ぐ機会が減っていることを受け、誰でも視聴できるようにした。

 同法人は2000年に地域の子育てを応援しようと発足し、親が子どもを預けて勉強できる「保育付き講座」や、幼稚園入園に関する合同説明会などを開催している。

 代表の柳橋剛さん(52)は、11年の東日本大震災で被災地が様変わりした光景を見て、「もっと昔には何があったのか、地元で起こった戦争の歴史も知っておいた方が良い」と痛感。市に登録されている空襲の「語り部」を招待して話を聞く会を発案した。

 その後、学校で戦争について習ったり、地域の歴史を学んだりする小学校3年以上とその家族を対象に、12年の初回から19年までに5回、語り部に体験を披露してもらった。

 同法人では会の様子を映像に収め、毎回DVDに収録してきた。これまで会に登壇した語り部は全員が80歳代。映像化した柳橋さんは、「空襲の経験は今後何度も聞けるものではないから、記録に残しておかなければと思った」と話す。

 すでに4作を市内の市立図書館6館や市立博物館などに寄贈しており、図書館では誰でも借りて見ることができる。昨年の分は12月にDVDが完成し、今後寄贈する。登壇した語り部もこの試みに賛意を示し、小菅次男さん(83)は「後世に残せるものは残したいと児童に話をしてきたが、映像でも残してもらえれば、もっとたくさんの人に聞いてもらうことができ、たくさんの人の思いを動かすことができるのでは」と話している。

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992641 0 ニュース 2020/01/10 05:00:00 2020/01/10 05:00:00 2020/01/10 05:00:00 昨年の会の様子(7月31日午前10時11分、水戸市で)=菊池結貴子撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/01/20200109-OYTNI50011-T.jpg?type=thumbnail

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