遺族の行政手続き一本化 小美玉市

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来月1日から実証運用

 遺族の行政手続きを1か所で完了できる「おくやみデスク」(仮称)の実証運用を、小美玉市が4月1日に開始する。遺族は複数の担当課を回る手間が省けるうえ、市役所側は事務集約で働き方改革につながる利点がある。

 遺族が故人の死亡届を提出した後、様々な手続きが必要となる。故人によって異なるが、▽年金手帳を医療保険課に返納▽印鑑登録証を市民課に返納▽市税納付もしくは還付は税務課▽市税の口座振替を停止するのは収納課▽故人の農地を相続する場合は農業委員会▽防災行政無線戸別受信機を返却するのは防災管理課――など、複数の課を回る必要がある。

 おくやみデスクは、これらの手続きを一本化するものだ。小川、玉里の各総合支所を訪れても、総合窓口係の1か所で手続きが完了するようにする。

 死亡届を受けた市は、遺族がどの課にどんな書類を提出するべきかを調べ、故人を戸籍から除く手続きが完了する約1週間後をメドに案内通知を発送する。人によって受けている行政サービスが異なるためだ。通知を受け取った遺族は役所を来訪する日時を予約する。

 遺族は各課を回るたび、それぞれの用紙に自分や故人の住所氏名など必要事項を記入している。4月以降は市のシステムに各手続きの様式を取り込み、遺族の住所などを印字した用紙に署名など必要最低限に絞った記入をしてもらうことで、遺族の手間を省力化できないかも検討する。各課の職員は個別に案内通知したり応対したりの事務作業が減る利点がある。

 実証運用で「各種手続きが1回で終わらない」などの問題点が見つかれば改善し、6月頃の本格運用を目指す。市幹部は「高齢化が進み、遺族の負担軽減は必要不可欠。国は、遺族が死亡に関する手続きをオンラインで完結できる手続きを目指しており、市も近づけていきたい」と話している。

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